地震で通行止めとなった東名高速で、パトカーの先導で逆走して牧之原SAから出る車の列=11日午前9時4分、静岡県牧之原市、本社ヘリから、加藤丈朗撮影 東名高速の牧之原サービスエリア付近(静岡県牧之原市静谷)の上り線では、本線の路肩部分が崩落した。長さは約100メートル。ガードレールから中央線に向かって最大で3.5メートルほどがえぐりとられ、一部は走行車線に達した。崩れた土砂は、竹林をなぎ倒して、民家の手前で止まった。 復旧の見通しは立っていない。13日はETC搭載の普通車料金も1千円に値下げされ、お盆の帰省ラッシュのピークを迎えるが、影響が出るのは必至とみられる。国土交通省によると、片側1車線だけでも通行可能にして影響を最小限に抑えることを検討中という。