バングラデシュのダッカにある縫製工場で働く人々(2021年8月17日撮影)。(c)Munir UZ ZAMAN / AFP 【1月12日 AFP】世界的アパレル大手が、サプライヤーであるバングラデシュの縫製工場に不公正な取引慣行を押し付けているとする報告書が11日、公表された。一部のブランドは、生産コストを下回る価格で商品を買い付けているという。 調査は、英スコットランドのアバディーン大学(University of Aberdeen)とアドボカシー団体トランスフォームトレード(Transform Trade)がまとめたもので、世界的なアパレルメーカーや小売業者に商品を供給しているバングラデシュの工場1000か所を調べた。「コロナ禍で製造業者が直面した不公正な取引」に焦点を当てている。 この結果、発注の取り消しや支払い拒否、値引き交渉や支払いの先延ばしなどのうち少なくとも1種類を経験したこ