6日から、警官による射殺事件をきっかけに火が付いたロンドン暴動についてミュージシャンたちも様々な反応を示している。 イギリスで育ったM.I.A.は、この暴動について当初「暴動を起こしているところに紅茶とお菓子を届けたい」と暴動の支持と受け取れるコメントを投稿。その後これを削除し「クロイドンの私のいとこの店が略奪された。食糧も全部明け渡してる」「5歳の子供が私のいとこのゴールド・ショップで略奪している」などとツイートしたが、一方で「もしこの10年間、この若者たちが作ってきた音楽を無視してきたのでなければ、彼らが何を考えているかわかるはずだ」というコメントも引用。グライム/ロード・ラップなどと呼ばれるラップ・ミュージックで貧困と暴力、希望の持てない社会状況を歌ってきた若者たちの存在が、この暴動の背景にあると示唆。また風刺のきいたラップで知られるスクルービアス・ピップ(Scroobius Pi