綿密な計画が必要でした。 アマゾンのようにその技術に熱狂する会社もありますが、ドローンに荷物を配達させるということは本質的には危険な行為でしょう。飛行するロボットが高層ビルの隙間を飛び交い、自動車の頭上を通り抜けるなんて、本当にハラハラしそうですよね。だからこそ、それを理解している香港のドローンマニアたちは、準備に数ヶ月を費やした上でドローン宅急便のお披露目を行いました。 この計画は香港の将軍澳からレパルスベイまでチョコバーを配達するというもの。香港をちょうど一直線に横切るルートで、山を越え海を渡り、高層ビルをかき分けるルートを設定しました。操作するパイロットによれば、ドローンはあくまでネットで買える市販のクアッドコプターで、バッテリーなどは一部改良した部分もあるそうです。 パイロットは7人で、ドローンの飛行中にそれぞれちがった場所からリレー式に操作するようにしました。この6マイル(約9.