Microsoftは「Windows Vista」のデスクトップ仮想化について、仮想マシン内で使用できるエディションを比較的高価な「Windows Vista Business」と「Windows Vista Ultimate」のフルバージョンに限定している。この制約について、業界側は数カ月前から解除を求めていた。 ゆえに、Microsoftが同社の仮想化をめぐる方針を変更し、より安価な2つのVista Homeエディションも使用可能にするとの意向を記者やアナリストに伝え始めたことは、驚くべきニュースではなかった。だが、Microsoftは前述の方針を一転させ、米国時間6月19日の電子メールによる簡潔な声明で現行の制約を継続すると表明し、ジャーナリスト、ブロガー、アナリストを一様に驚かせることになった。 Microsoftはその電子メールの中で「当社はWindowsの仮想化に関する方針を再