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ブックマーク / xtech.nikkei.com (51)

  • CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)

    CASBEE(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency)は,財団法人「建築環境・省エネルギー機構(IBEC)」によって開発された,建築物を環境性能で評価するシステムです。環境評価ツールは,イギリスのBREEAM,アメリカのLEED,カナダのGBToolなどがあり,日に先行する形で普及が進んでいます。 CASBEEでは,環境性能効率をBEE(Building Environmental Efficiency)と呼ぶ指標で評価します(図)。BEEは,建築物の環境品質・性能(長寿命化,設備の更新性など)を表す「Q」と,建築物の環境負荷(省エネ,資源の再利用など)を表す「L」をそれぞれ点数化し,Q/L(QをLで割った数値)で算出します。BEEによって,対象となる建築物の環境性能を,S,A,B+,B-

    CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)
  • 誰でも即席“Androidプログラマ”に、Googleが開発ツール「App Inventor」を一般公開

    言語を知らなくても簡単にAndroidアプリが作れる――。誰でもプログラマになれる“驚愕”の開発ツールが登場した。米Google社が提供する「App Inventor」だ。早速、開発のしやすさを体験してみた。 米Google社は2010年12月16日、Androidアプリを開発するためのツール「App Inventor」のベータ版を一般公開した。同年7月から登録者のみに提供していたものだ。ツールおよびWebサービスJavaアプリの3つの組み合わせで実現している。 App Inventorの特徴は、プログラムをコーディングしなくても、Androidスマートフォンで動作するアプリが即席に作れること。パズルを組み合わせる感覚でプログラムを作成できる(図1)。Javaを知らない人でも、Androidスマートフォンを持っていれば、そのまま個人用のアプリが即製可能だ。

    誰でも即席“Androidプログラマ”に、Googleが開発ツール「App Inventor」を一般公開
  • 第6回 割り込み管理

    コンピュータにとって,プロセッサ内部での演算処理と同様に重要なのが入出力処理です。処理に必要なデータを入力したり,処理結果を出力できないようでは,演算処理ができても意味がありません。また,コンピュータに接続されているさまざまな周辺機器の制御も,入出力処理を通じて行われています。 この入出力処理において重要な役割を果たすのがプロセッサの「割り込み」機能です。今回は,この割り込みとはどのような機能なのか,またその割り込みをカーネルがどのように利用するのかを解説します。 割り込みとは プロセッサは,決められた命令を順番に実行していくように作られています。初期のコンピュータは,実行する命令を入力し,それをプロセッサに実行させ,その結果を受け取るという決められた流れ(バッチ処理)に沿って利用されていました。しかし,コンピュータの用途が多様化し,インタラクティブな動作が求められるようになると,このよう

    第6回 割り込み管理
  • VMware Infrastructureインフラ構築実践Tips

    VMware ESX Serverを利用した仮想環境を構築するには,ハードウエア構成,ネットワーク構成,ゲストOSの管理方法など検討しなければならない。これらに加え,VMware ESX ServerとゲストOSの大量展開方法やバックアップ方法,システム管理ソリューションなど,システム構築のポイントについて紹介する。まずは,VMware ESX Server 3.0の構成要素とゲストOSの実装方法などに関して説明する。 VMware Infrastructure 3.0では,その前バージョンに当たるVMware ESX Server 2.xと比べてライセンスの管理方法が変わった。ここでは,ライセンスの管理方法も含めて,VMware ESX Server 3.0とゲストOSの管理方法について説明する。

    VMware Infrastructureインフラ構築実践Tips
  • 「利用者視点の強い信念がなければ技術は育たない」

    1989年。あるスーパーコンピュータが日で開発されて話題を呼んだ。「GRAPE」と名付けられたこのスパコンの開発費は、わずか20万円だったからである。20年後の2009年。国家戦略で1200億円を投じて開発する次世代スパコンの是非が注目を集める中、3800万円で国内最速のスパコンが開発された。20年前にGRAPEを開発した千葉大学の伊藤智義教授は、こうした今のスパコン動向をどのように見つめているのだろうか。伊藤教授は「利用者視点の強い信念がなければ技術は育たない」と呼びかける。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ) スパコンは「スーパー」ではなくなった 現時点(12月9日)で1200億円を投じて開発する国策スパコンの是非について、国民の注目が集まっている。 まず、今あるコンピュータ全体を俯瞰したとき、スーパーコンピュータという名称はほぼなくなっていると認識した方がいい。先日、ある編集者が

    「利用者視点の強い信念がなければ技術は育たない」
  • カーネル開発者会議「Kernel Summit」が日本初上陸

    Linuxカーネルの主要な開発者らが集まって議論を交わす「Kernel Summit」が2009年10月19日から20日にかけて,東京秋葉原で開催された。同Summitが日で介されるのは今回が初となる。 Kernel SummitLinus Torvalds氏をはじめとした世界の主要なLinux開発者が集まり,現状の課題や今後の方向性について議論を交わす場である。毎年開催場所を移しながら開かれており,第9回の今年は,東京秋葉原で開催された。日初上陸となる。 出席者は招待者のみであり,全参加者を合わせて,90名程度に過ぎない。多くのカーネル開発者の中でも,特にコアな開発者が選ばれる。選考に際しては,Linuxカーネル開発への貢献度や,主要な議題に関連するトピックを持っているかどうかなどが考慮されるようだ。今回は開催地が日だからだろうか,筆者を含めて日からの参加者が例年よりも多かった

    カーネル開発者会議「Kernel Summit」が日本初上陸
  • 最悪の“ブラック会社”からマグロ船に救われた

    IT企業など組織の活性化支援サービスを手がけるネクストスタンダード。代表の齊藤正明氏は、研究者として行き詰まっていた中で、マグロ漁船に同乗したのをきっかけに、起業家としての道を切り拓いた。齋藤氏に、技術者に必要なコミュニケーション術の基や、劣悪な“ブラック会社”から起業に至るまでの経緯を聞いた。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ、写真は中島 正之) ネクストスタンダードが手がける事業は。 企業における会議の活性化を支援している。具体的にはセミナーを開いたり研修をしたり、DVD教材を販売したりしている。IT企業からの評判も高い。なぜなら、技術者が多いIT企業は、技術者同士のコミュニケーションや会議の運営に悩むという大きな問題を抱えているためだ。 会議をどう活性化するかの中核にある思想は、私がマグロ船で43日間過ごして得た漁師たちのコミュニケーション術である。確かに、マグロ船の労働環境は、

    最悪の“ブラック会社”からマグロ船に救われた
  • 技術起業---目次

    テクノロジが持つ力は限りない。この力を信じて、社会にイノベーションを起こそう、世界に羽ばたこうと起業する人々がいる。彼らの想いが形になったとき、情報システムはもとより、社会の仕組みまでが大きく変化する。 自分の道を拓く! 創業者の熱き思い ■公共サービスにこそネットの英知を ■サービスとは顧客のことを考えられる人が勝つゲーム ■「宇宙一愛される経営」の条件は社員第一主義 ■そろそろ日人の優秀さを世界に見せ付けよう ■日に足りない情報発信力をデジタルサイネージで救う ■経営者が技術に踏み込まないでどうする ■日は世界に誇るクラウド大国になりえる ■情報システムは使い手に“感動”を与えるべき ■探してもなければ創るしかない ■ネットの“向こう側”だけがWebサービスの対象ではない ■成長の原動力は、利用者視点による日々改善の集合体 ■ネットが「便利」な時代は終わり。「ハッピーさ」担うツー

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  • ログインしてください:日経クロステック(xTECH)

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  • プロセッサへの実装が始まった仮想化支援機能

    x86アーキテクチャのプロセッサに対する仮想化支援機能が実装段階を迎えている。仮想化ソフトウエアも該当機能に対応しつつあり,x86アーキテクチャの仮想化技術がようやく実用期に差しかかってきた。 ここでは,x86プロセッサに実装されている仮想化技術について説明する。特に断りのない限り,仮想化技術はVMware ESX Serverにかかわる事項であることを前提とした。 AMDの「AMD-Virtualization(AMD-V)」や,Intelの「Intel Virtualization Technology(VT)」といった,プロセッサに実装された仮想化支援機能は,これまで仮想マシン・モニター(VMM)が担っていた処理を肩代わりする機能だ。そのためにAMD-VやIntel VTでは,VMMが動作するモードと,VMM上で動作するOS(ゲストOS)が動作するモードを分け,ゲストOSのすべて処理

    プロセッサへの実装が始まった仮想化支援機能
  • 第5回 サーバー仮想化ソフトの実力

    概要 米VMwareのサーバー仮想化ソフトが実サーバーと比べてオーバーヘッドなく利用できるか,サーバーのシステム・リソースをどれくらい効率的に利用しているのかを検証した。仮想化した環境では,割り当てたCPUの数にもよるが,最大で実サーバーの約99%の処理性能を出すことが分かった。 サーバー仮想化ソフトとは,CPU,メモリーといったサーバー・マシン(以下,実サーバー)のシステム・リソースを,OSやアプリケーションに柔軟に割り当てるソフト。実サーバー上に仮想的なハードウエア(仮想マシン)を作成し,その仮想マシン上で,独立したOSをアプリケーションとともに動作させることができる。 サーバー仮想化ソフトでは,1台のサーバー上に複数の仮想マシンを作成できる。この特徴を生かすと,サーバー集約が可能になる。サーバーのシステム・リソースを,複数のOSやアプリケーションで共有することで,サーバーの台数を削減

    第5回 サーバー仮想化ソフトの実力
  • Xenによる仮想化システム構築術

    Xenは,英国ケンブリッジ大学コンピュータ研究所で,広域分散コンピューティングのインフラ作りを目指す Xenoserverプロジェクトから生まれた。2005年にはXenをベースとしたエンタープライズ・ソリューションを提供するXensource社が発足し,現在では様々な企業がXenに対する支持を表明している。近年のIT環境でも,特に高い注目を集めている仮想化ソフトウエアの1つである。 Xenはオープンソース・ソフトウエアであり,今もなお発展途上にある。そのため,商用ソフトウエアのように,インストール手順がまだ確立されていない。使用するLinuxディストリビューションなどによって,仮想環境の構築方法は様々だ。そこで今回は,Xenのインストール方法を紹介する。 仮想OSを起動できたら,次は仮想OSをネットワークで接続してみよう。Xenの仮想ネットワークは,ドメイン上に仮想的なネットワーク・インタ

    Xenによる仮想化システム構築術
  • 【25周年記念特別寄稿】初めて明かす、「IBM・富士通紛争」と徹底報道の舞台裏

    【25周年記念特別寄稿】 初めて明かす、「IBM・富士通紛争」と徹底報道の舞台裏 第1回・編集長に就任直後、「秘密契約」問題に遭遇 過去25年間、コンピュータ産業を巡る様々な事件を報道してきた日経コンピュータが、もっとも力を入れて報道したのは、米IBMと富士通の間で起きた知的財産権を巡る紛争であった。IBMと富士通がメインフレームの基ソフト(OS)に関して秘密裏に協定を結んだが、富士通に協定違反があったとしてIBMが仲裁を申し立てた。世界最大手と日最大手のコンピュータ・メーカー同士がソフトの知的財産権をめぐって激突したのである。両社の戦いは、今日に至るまでコンピュータ産業史最大の事件となっている。この事件について日経コンピュータは質量ともに、他紙・他誌を圧倒する報道を続けた。二代目編集長として報道の陣頭指揮をとった松崎稔氏に、IBM・富士通紛争とその徹底報道の舞台裏について寄稿してもら

    【25周年記念特別寄稿】初めて明かす、「IBM・富士通紛争」と徹底報道の舞台裏
  • JASRAC排除命令の深層

    他の著作権管理事業者との競争を阻害しているとして,社団法人日音楽著作権協会(JASRAC)に独占禁止法違反で排除措置命令を行った公正取引委員会。「公取委の事実誤認」として不服を申し立てるJASRAC。意見がい違う両者と,その背後にはどのような問題があるのか。両者,監督官庁,有識者へのインタビューをもとに深層を探った。 目次

    JASRAC排除命令の深層
  • 富士通が富士通シーメンスを完全子会社化,シーメンス保有株を取得へ

    富士通は2008年11月4日,欧州市場の拠点会社となる富士通シーメンス・コンピューターズを完全子会社化すると発表した。4億5000万ユーロ(約564億円)で,独シーメンス保有分の全株式を譲り受ける。 富士通シーメンスは,シーメンスとの折半出資で1999年に設立した合弁会社。オランダに社を置く。シーメンスとの合意は,関係する政府機関の承認を条件に2009年4月1日に有効になる予定。一身上の都合で退任するバーント・ビショフ最高経営責任者兼社長に代わり,カイ・フローレ最高財務責任者が富士通シーメンスの社長に就任する。1万人強の従業員もそのまま引き受ける。 これにより富士通は「真のグローバル化に向けた第一歩になる」(富士通の野副州旦・社長)としている。 具体的には,成長市場で富士通シーメンスの強みであるととらえているIAサーバーなどの,企業向け製品の海外展開を強化する。「国内の重なっているIAサ

    富士通が富士通シーメンスを完全子会社化,シーメンス保有株を取得へ
  • Google,MSに続きOpenIDアカウントの提供を開始

    Googleは米国時間2008年10月29日,同社サービスのアカウント「Google Account」をOpenIDとして使用可能するためのAPIを限定公開した。同APIを導入したWebサイトでは,Google Accountを所有しているユーザーは,新たに個別のアカウントを作成することなく,ログインすることができるようになる。 OpenIDは,1つのIDでインターネットのさまざまなWebサイトの認証を実現する仕組み。推進団体のOpenID Foundationには,Googleのほか米Microsoftや米Yahoo!,米IBMなどが参加しており(関連記事:OpenID推進団体にGoogle/IBM/Microsoft/VeriSign/Yahoo!が参加),Yahoo!は1月よりOpenID発行サービスのベータ運用を開始している(関連記事:ヤフーがOpenID発行サービスを開始、日米

    Google,MSに続きOpenIDアカウントの提供を開始
  • シェル・スクリプト・リファレンス INDEX:ITpro

    新法で「アプリストアを競争状態に」の現実味、公取委はAppleGoogleと長期戦も 2024.05.16

    シェル・スクリプト・リファレンス INDEX:ITpro
  • CentOS 5.2

    CentOSは,米Red Hat社が開発・提供している「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)の互換OSです。RHELのソース・コードからRed Hatの知的財産物(ロゴなど)を取り除いて開発されており,機能・性能的にはRHELと同等です。CentOSは無償で使用できます。 最新版のCentOS 5.2は,RHEL5.2の公開から約1カ月遅れの2008年6月24日に公開されました。CentOS 5.1に対して仮想化,デスクトップ環境,セキュリティ,クラスタリング,ネットワーク,ハードウエア・サポートの6つの主要分野で機能拡張が行われています。 インストール・ガイドでは,インテルの32ビットのCPUに対応するバージョン(i386版)のインストールCDを利用して,パソコン(PC AT互換機)のハード・ディスクに新規インストールする方法を紹介します。ハード・ディスク全体

    CentOS 5.2
  • 実験レポート---目次

    新法で「アプリストアを競争状態に」の現実味、公取委はAppleGoogleと長期戦も 2024.05.16

    実験レポート---目次
  • 賛同企業が続々,iPhone SDK公開

    米アップルは2008年3月上旬,iPhoneやiPod touch向けのソフトウエア開発キット(SDK)を公開した。iPhoneの特徴的なユーザー・インタフェース(UI)を使ったネイティブ・アプリケーションを誰でも作成できる。傾き・加速度センサーなどを生かして使いやすくしたアプリや端末が,今後一層増えていきそうだ。 今回のアップルの発表には二つの意義がある。(1)iPhoneが持つ特徴的なユーザー・インタフェース(UI)を生かしたアプリケーションを誰もが開発できるようになること,(2)アプリケーション流通の仕組みをアップルが整えたことである。これにより,iPhoneの特徴的なUIを生かしたサード・パーティ製アプリケーションが多数登場するようになり,他製品にも影響を及ぼす可能性がある。携帯電話におけるUI重視の傾向は一段と加速しそうだ(図1)。 図1●iPhone SDK公開によってUI(ユ

    賛同企業が続々,iPhone SDK公開