私の今までの人生経験から、離れなくなった持論がある。 それは「人間は皆同じである」という考え。 生まれた時、純粋無垢な赤子であった我々人間は、地球と、今の時代という環境に向き合わないといけない状況から、そこで1世紀弱行きなくてはならない。 ただ、この2016年、混沌とした時代に、本来持つべき人間の姿を忘れざるをえないまま、育っていくのだ。 本来持つべき人間の姿。 それは「赤子」の姿である。 誰もが赤子を経験し、そこでそれぞれの環境で育ち、人は形成される。 成長とともに形を変えていく。 いわゆる大人っていうのは、記憶や経験が邪魔した人間。 すなわち、本来の人間の姿を忘れた生き物だと、私は考える。 この時代に、本来の人間の姿を保ててる人間はいるのだろうか? おそらく、そういう人間がいないから、言い換えれば、記憶や経験が邪魔した大人という生き物が、競争や、犯罪や、エゴを生み、混沌とした世界を作り