三重県志摩市観光協会は28日から、同市が昨年11月に公認を撤回した海女キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」の新作ポスター2千枚を近鉄鵜方駅にある観光協会事務所で無料配布する。「海女を侮辱している」として騒動となった萌(も)えキャラで、海女関係者は「公的な機関が海女を誤解させるキャラクターを扱うことに怒りを覚える」と反発している。 碧志摩メグは同県四日市市のモータースポーツ運営会社が考案し、志摩市は2014年10月に公認。市のPRポスターなどに採用されたが、市内の海女らが「女性を蔑視した性的な描写」などと批判して、署名運動に発展した。 ポスターは同社が新たに製作。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)会場となる賢島が背景のデザインなどA2判の2種類。協会側は「キャラクターの賛否はあるが、応援する声も多い。市の観光PRにつながると判断した」と説明。署名活動の発起人となった妻と海女漁をし
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