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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (5)

  • 平野博文官房長官という「弱い環」 - 雪斎の随想録

    ■ 木曜、金曜両日、予算委員会質疑の模様を観た。 確かに、今までの質疑の光景とは違う。政府を問い質しいているのは、政権担当経験を持つ「最強の野党」である。 この二日の質疑で気付いたことがある。平野博文官房長官における「戦闘能力」の乏しさである。官房長官とは、「内閣の要」と呼ばれるぐらいだから、その役割の重さは、外務大臣や財務大臣を遙かに凌駕する。現在、閣内から次々とバラバラな発言が飛び出し、自民党政権下でなら「閣内不一致」と批判される情勢を捌くことができず、それに鳩山総理務自らが釈明して事態を複雑にしているのは、官房長官の能力の乏しさの故である。 谷垣禎一自民党総裁の「天皇と政治」に関する質問をを前に、右往左往したのは、その証左である。 雪斎が観たいのは、予算委員会質疑の中で、加藤紘一、中川秀直、福田康夫、細田博之、与謝野馨、町村信孝、河村達夫といった自民党政権下の歴代官房長官経験者が、平

    平野博文官房長官という「弱い環」 - 雪斎の随想録
    gnt
    gnt 2010/01/25
    言ってることはまあ常識なんだが、「かわいがり」ね。なかなか物騒な話で。
  • 民主党政権への「万丈の山、千仞の谷」 - 雪斎の随想録

    ■ 箱根で「仙人生活」を送り、下界に降りて来たら、世は、「とんでもないこと」が起きていた。 ① 「小沢スキャンダル」勃発 ② 雑誌「諸君!」休刊 古色蒼然とした「政治とカネ」に絡む疑獄事件であろう。雪斎は、今日、下山したばかりなので、報道から判断する限りは、その真相は「まだ判らない」。 ただし、「陰謀論」を語り被害者意識丸出しの言葉を吐く民主党幹部の姿は、余り賢明だとは思えない。民主党が全体で「疑惑」の隠蔽に加担しているかのような印象を与えている。 そもそも、日の検察当局は、旧ソ連の「内務省」や「KGB」がソヴィエト共産党の「敵」を監視し、摘発する意味合いを持つ機関であったの同じ趣旨で、、その時々の政権の権力維持を助ける機関ではありえない。故に、こうした言葉の使い方は、日の「デモクラシー」の信頼性にも傷を付けかねない。 加えて、「国策捜査」というのも意味が判らない。雪斎は、最近、この言

    民主党政権への「万丈の山、千仞の谷」 - 雪斎の随想録
    gnt
    gnt 2009/03/06
    気になる言葉、と言えば鳩山(兄)の「出来レース」も気になるよね。それ喩えだとしたら実体が存在してないといけなくねJRA? って。
  • 小沢一郎の論理 - 雪斎の随想録

    ■ 今月の論壇では、間違いなく次の話が大いなる話題になることであろう。 □ 政権取れば国連部隊に参加=テロ対策で論文寄稿-小沢氏 10月5日21時1分配信 時事通信 民主党の小沢一郎代表は9日発売の月刊誌「世界」に、インド洋での海上自衛隊の給油活動継続問題に関する論文を発表する。論文では給油活動に反対する理由を改めて説明する一方、国連決議に基づいてアフガニスタンで活動する国際治安支援部隊(ISAF)について「私が政権を取れば参加を実現したい」と明記している。 論文は「今こそ国際安全保障の原則確立を」と題し、国連関係者の論文への反論の体裁を取っている。政府の新テロ対策特別措置法案の国会提出を前に、ISAF参加を「対案」として示すことで、政権担当能力をアピールする狙いもありそうだ。 最初、見出しを視た時、「中公か文春に載せたのか」と思ったけれども、小沢論稿が載るのは、岩波の『世界』である。日

    小沢一郎の論理 - 雪斎の随想録
    gnt
    gnt 2007/10/11
    「小沢氏に関して、「若き日に『憧れの君』であった女性が、場末のキャバレーでホステスをやっているの視た思いがする」と書いたことがある。小沢氏の「現在」は、「ホステス」を通り越して、「騒音おばさん」の域」
  • 「丸山眞男をひっぱたきたい」… - 雪斎の随想録

    ■ 『論座』編集部の企画は、ヒットしたのであろうか。3月2日付『東京新聞』「筆洗」欄の記事である。 □ 近ごろこんなに刺激的で、考えさせられた論争はない。『論座』… 近ごろこんなに刺激的で、考えさせられた論争はない。『論座』四月号(朝日新聞社)の“「『丸山眞男』をひっぱたきたい 希望は、戦争。」への応答”だ▼最初に同誌一月号に「丸山眞男をひっぱたきたい」という挑発的なタイトルで論文を寄せたのは、三十一歳のフリーター、赤木智弘さんだった。結婚どころか、親元に寄生、月収十万円で自分一人も養えない“ポストバブル世代”の窮状を代弁▼その“右傾化”の背景には、「平和な社会の実現」の名の下に、経済成長の利益を享受してきた先行世代への不満があり、「左傾勢力が擁護する労働者の利権を奪い取っておれたちに分けてくれと期待」しているという。それには「極めて単純な話、日が軍国化し、戦争が起き、たくさんの人が死ね

    「丸山眞男をひっぱたきたい」… - 雪斎の随想録
  • 「弱者救済」という魔語 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎は、小泉純一郎総理執政下の「構造改革」路線をかなり熱心に支持してきた。その理由は、色々とあるけれども、「構造改革」批判論者の議論を毛嫌いしているというのも、その理由の一つである。 「構造改革」批判論者の議論の典型は、この路線を「弱肉強」と評した上で、その「非情さ」や「冷酷さ」を批判するというものであろう。たとえば、国民新党が発表した「約束」には、「1.あたたかい政治をおこなう」の一項目があり、「基政策方針」には、次のような一項目がある。 1.わが党は「改革」という名の弱肉強政治を阻止するために戦います。 なるほど、国民新党の存在意義が「反・小泉」にしかないことを示している点では、これほど判りやすい「政策方針」もないであろう。 先刻、偶々、 『富を手にする「ただひとつ」の法則』(ウォレス・D・ワトルズ著、宇治田郁江翻訳)という書を見付け読んでみた。書中には、次のような記述があ

    「弱者救済」という魔語 - 雪斎の随想録
    gnt
    gnt 2005/08/23
    05年の「新党」と旧社会党の類似。コメント欄も参照のこと。
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