娘が私立中学校を受験する平日を「公欠」にしてほしいと小学校にお願いしたら「できない」と言われた。入学から無遅刻無欠席だったので、残念がっている-。受験シーズンの本格化を前に福岡市立小の6年生女児の父親から「あなたの特命取材班」に、こんな相談が寄せられた。調べてみると、文部科学省が通知で高校受験を「欠席にしない」と示す一方、中学受験については記載がなく、自治体によって対応が異なっていることが分かった。 【画像】受験生のいる保護者、言ってはいけない言葉とは 父親によると、女児は今月以降、市内にある四つの私立中学の受験を予定。うち1校の入試が平日のため小学校を休まざるを得ず、昨年11月末に担任教諭に相談したところ、後日、「欠席扱いになる」と伝えられたという。 女児は皆勤を励みにしており、父親は「高校受験や大学受験は公欠扱いになると聞くので、納得できない」と憤る。「公立中学に進むのが当たり前という