「イソジンなどのうがい薬が新型コロナウイルスの感染予防になる可能性がある」という大阪府の発表が話題となるなか、世界保健機関(WHO)の直轄機関「WHO神戸センター」が8月5日、「科学的根拠はない」との見解を公式Twitterに投稿した。 大阪府の吉村洋文知事は4日、殺菌効果のあるポビドンヨードが含まれたうがい薬で新型コロナウイルスへの感染が少しでも抑えることが期待できると使用を呼びかける記者会見をし、医療関係者から批判を浴びていた。 WHO神戸センターは5日昼、「うがい薬でうがいをすると、新型コロナウイルスの感染予防になりますか」と質問形式でツイート。 「いいえ。うがい薬の使用で新型コロナウイルスの感染を予防できるという科学的根拠はありません」として、さらに以下のように記した。 「うがい薬や製品の中には、口の中の唾液に含まれる特定の微生物を数分間除去できるものもあります。しかし、これは、C