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ブックマーク / davitrice.hatenadiary.jp (11)

  • 人文書とTwitter - 道徳的動物日記

    Twitterは辞めたけれど、気になる話題があったら、いまだに外部サイトを経由して検索などはしてしまったりしている。 すこし前になるが、いろいろと気になったのはKADOKAWAによる『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行告知および刊行中止告知に関する話題。 www.kadokawa.co.jp この件に関しては、わたしは津田大介氏とほぼ同じ意見を持っている。 KADOKAWAのゲラ送付の件、担当編集者(あるいは営業担当?)と、中止の判断を行った現場責任者(経営幹部)が実名で詳細な経緯説明をするべき案件でしょう。それが文化に携わる業者としての最低限の責任では。送付先リストから見える意図が明確でSNSを使ったステルスな世論工作と大差ないですよこれ。 — 津田大介 (@tsuda) 2023年12月8日 前述しましたが僕は原則的にこのは出版されるべきだ

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    goadbin 2023/12/21
    https://anond.hatelabo.jp/20231016172248 とりあえずあなたはゴールディンの本なんて読んでないけど彼女の問題意識の解釈として間違ってるということへの小山氏の批判になにか答えるべきでは?到底誠実な態度とは思えないが。
  • ネット論客がインテリから相手にされない理由 - 道徳的動物日記

    davitrice.hatenadiary.jp (6月23日 21:45追記) 最初のタイトルには個人名を入れていましたが、記事のタイトルを「(個人名)が〜から相手にされない理由」にすることはあまりに個人攻撃的に過ぎるという指摘を受けて、同意しましたので、タイトルを修正しました。 (追記終わり) 先日にわたしが投稿した、御田寺圭の著書『ただしさに殺されないために~声なき者への社会論』への書評記事にはブクマやSNSなどで様々な反応があった。全体的には賛否両論という感じ。 みんなの反応を見て、反省すべきと思ったところはふたつ。 まずは、書評のタイトルと実際に論じている内容にズレがあり、ややミスリーディングになってしまったことだ。書評のタイトルを見ると「不都合な現実に対する解決策が書かれていないこと」が問題であると論じているように思われしまうかもしれないが、実際には、「提示される"不都合な現実

    ネット論客がインテリから相手にされない理由 - 道徳的動物日記
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    goadbin 2022/06/24
    以前からあの人の評価ってどう考えても過剰評価にしか思えないんだけど。上位ブコメに池田信夫、小林よしのりの名前があるが、彼らと比べちゃう感覚のほうがおかしいだろ。
  • 社会運動をするなら心理学を知らなければならない理由 - 道徳的動物日記

    Change Of Heart: What Psychology Can Teach Us About Spreading Social Change (English Edition) 作者:Cooney, Nick Amazon ニック・クーニーによる Change of Heart: What Psychology Can Teach Us About Spreading Social Change (『心を変える:社会変革を拡げるために心理学が教えてくれること』)を初めて読んだのは大学院生の頃だが、他にはないオリジナリティを持ったであるために印象が深く、これまでにもこのブログで折に触れて紹介してきた。いま書いている原稿の参考にするため、先日に改めて読み返したから、こちらでも内容を紹介しよう。 著者はこのの他にも、効果的利他主義に関するである How To Be Great A

    社会運動をするなら心理学を知らなければならない理由 - 道徳的動物日記
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    goadbin 2022/04/22
    最近思うんだが各種運動家ってカリスマ商売の一種なんだと思う。日本で人を引き付ける魅力を持つ人って右翼方面に多い印象がある。/そう考えればタレントとして売れなかった人が活動家として成功するわけない。
  • 89年生まれのわたしにとっての「はてな」 - 道徳的動物日記

    このブログではめずらしく個人的な思い出話。 91年生まれ大反省会をしたい。わたしは91年生まれで今年30になる。若者と括られてきたけど、明らかに今の世代と全く育ってきた景色が違うことを感じる。政治家と言えば小泉首相、まだ日は経済的にすごいと習ったし、嫌韓屋に並び、ネットは2chにニコニコ、メディアは「オネエ」を笑っていた。 — 永井玲衣 (@nagainagainagai) 2021年7月5日 当時K-POPを色んな人が恐れていたのを覚えている。学問といえば受験勉強、フェミニズムはヒステリー、社会運動は危険、資主義は疑えないもの。数え切れないイメージが潜在的に内面化されているはず。ここをしっかり毒出しして反省しないと、これからの世代を抑圧してしまう。ここが分水嶺だと思う。 — 永井玲衣 (@nagainagainagai) 2021年7月5日 ↑ Twitterでこういう投稿をみ

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    goadbin 2021/07/08
    個人的にはプログラミング、英語学習、ライフハックという印象。正直今のはてなを見れば強引に政治性を持ち込めばろくなことにならないと思うはずだけど。
  • 芸術家やリベラルが不倫をしやすい理由(読書メモ:『もっと!愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』) - 道徳的動物日記

    もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学 作者:ダニエル・Z・リーバーマン,マイケル・E・ロング 発売日: 2020/10/02 メディア: 単行 研究者らが発見したのは、ドーパミンの質は快楽ではまったくないという事実だった。ドーパミンは、それよりもはるかに影響の大きい感情を生み出している。これから紹介するように、ドーパミンに対する理解こそが、さまざまな領域での人類の努力を説明し、さらには予測するための鍵を握っているのだ。 その領域は、目をみはるほどに広い。たとえば、芸術、文学、音楽の創造。成功の追求。新世界や自然の法則の発見。神をめぐる思考。そして、恋もそのひとつだ。 (p.14) このシンプルな概念は、大昔からある疑問ーー愛はなぜ色褪せるのかという疑問を化学的に説明している。私たちの脳は予想外のものを希求し、ひいては未来に、あらゆるエキサイティングな可能性

    芸術家やリベラルが不倫をしやすい理由(読書メモ:『もっと!愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』) - 道徳的動物日記
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    goadbin 2021/05/26
    個人的には某O上氏のラインだかメールのように不倫して浮かれちゃう印象がある。
  • 「社会学叩き」についての私見 - 道徳的動物日記

    出勤前に、サクッとメモ的に書いておこう。 Twitterはてなブックマークをはじめとしたネット・SNS界隈では、十年一日という感じで、相変わらず「社会学叩き」が盛んだ。 といっても他人事ではなくて、このブログでも、過去に、社会学や社会科学の現状について批判するHeterodox Academyの記事を訳したことがある。 davitrice.hatenadiary.jp davitrice.hatenadiary.jp また、わたしもちょっと関わっている『経済学101』でも、社会学を批判する記事が訳されて投稿されることがある。代表的なものは、ジョセフ・ヒースによる以下の記事だろう。 econ101.jp ヒースの記事における「規範的社会学」という言葉に示されているように、これらの記事で問題視されていることは、「社会学(社会科学)が、特定の道徳的規範・政治的規範に影響を受けすぎている」ことで

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    goadbin 2021/02/03
    個人的に悪目立ちしやすい上に論が雑なことが多く、基本的に彼らの論は無視していいという考え。ただしここ数年の個人の思い込み、恣意的なデータで規範2.0みたいなものを制定しようとしている動きは無視できない。
  • 読書メモ:『民主主義は終わるのか:瀬戸際に立つ日本』 - 道徳的動物日記

    民主主義は終わるのか 瀬戸際に立つ日 (岩波新書) 作者:山口 二郎 発売日: 2020/02/27 メディア: Kindle版 民主党のブレーンでもあった左派的な政治学者が書いたで、1990年代以降の日政治とか民主主義とかの問題点をまとめつつ、安倍政権を痛烈に批判して現状を浮いつつ日社会改善のための提案をする、的な。 安倍晋三に対する個人攻撃は辛辣であり、トランプと一緒くたにして「自己愛過剰」と罵る箇所(p.46~48)は批判というより悪口のレベルである。その一方で、近年の自民党政治や日社会全般の問題点の整理の仕方はすっきりしていて優れている。わたしは普段はニュースとかSNSとかで細切れの情報を見ながら「安倍政権のこういうところって問題だよな」とか「日政治のこういう状況って異常だよな」と散発的に思いうことはあっても「安倍政権(や小泉政権以降の自民党)の何がどのように問題

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    goadbin 2020/06/22
    民主主義の終わり的な話は両輪関係にあった国民国家が機能不全を起こしている(国民という概念が移民、多文化共生主義とは控えめにも相性がいいとは言えない)ことである程度説明がつくと思っている。
  • 「負の性欲」論についての雑感 - 道徳的動物日記

    gendai.ismedia.jp ↑ この記事に関する雑感。 ・この記事では「負の性欲」という概念がさも画期的な発明であるかのように大げさな言葉で説明されているが、実のところ「負の性欲」が指し示す現象はこれまでにも俗流の男女論や恋愛心理学で散々言われてきたものだ。 つまり、「男は加点方式、女は減点方式」というアレだ。この言葉でググれば俗流の男女論や恋愛アドバイスを提示しているWEBページがいくらでも見つかるし、上記の記事と同じように進化論を持ち出してこの理論を補強しようと試みるページもいくらかある。 そして、一般論やステレオタイプが往々にしてそうであるように、大方の男女の行動や価値評価については「男は加点方式、女は減点方式」は当てはまる部分があるかもしれない。さらに、それらの行動や価値観の背景には進化的な影響もある程度は存在するだろう。 しかし、当然のことながら、すべての男女にこのステレ

    「負の性欲」論についての雑感 - 道徳的動物日記
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    goadbin 2019/12/12
    こういうことを言ってもいいけど意味を持たせるのは別の話。これを考えた人って反フェミだけどn=1とか身近な例を社会全体に適用するのってそれこそフェミの十八番。まさか一人一派理論も使うつもり?
  • 若者はなぜネオリベ化するのか? - 道徳的動物日記

    社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学 作者: ジョナサン・ハイト,高橋洋 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2014/04/24 メディア: 単行 この商品を含むブログ (27件) を見る 突然だが、現代の若者はネオリベ化している。 この主張に特に根拠はなく、統計的データなども示せないが、自分と同世代(30歳前後)からその下の年齢の若者たち(20代)と喋っていると「ネオリベ的な発想を持っているなあ」「自己責任論的な考え方をするものだなあ」と思わされてしまうことが多い。特にここ数年は、以前よりもその傾向が強く感じられる(ただし、これは、私が京都から東京に引っ越したことによる観測範囲の変化も影響しているかもしれない。地方から上京しており、自分で家賃などを稼いでサバイブしなければならない人が多い東京では、競争的で自己責任論的な考え方をする人の数は地方より増え

    若者はなぜネオリベ化するのか? - 道徳的動物日記
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    goadbin 2019/10/03
    まずネオリベ化という言葉はいったい何を意味しているの?多くの場合で自己責任がセットとして出てくるが、社会や他者の干渉を嫌がれば結果としてそうなる。現実は自己責任を全うできていない。正しいかは別にして。
  • グレタさん問題についての雑感 - 道徳的動物日記

    www3.nhk.or.jp この一週間、グレタ・トゥーンベリさんの演説に関しては、グレタさん擁護派〜中立派の立場の人たちの幾人かが「批判派も擁護派も、彼女の"16歳の女子高生"という属性にばかりこだわり、彼女の発言の中身を見ていない」という旨のコメントをしているのを見かけた。 しかし、彼女のスピーチで指摘されている論点自体には、取り立てて目新しい点や感心できる点があるようには思われない。地球温暖化のリスクの試算、いまから対応しなければ将来世代がツケを払うことになること、現時点の対応が不十分であり各国の指導者の多くが問題から目を逸らしていること、いずれの論点もおおむね正確であると私は判断するし、同意もする。…だが、言うまでもなく、これらの論点は地球温暖化を危惧している人たちがずっと指摘し続けきたことだ。 今回の彼女のスピーチの最大の注目点は「温暖化問題のデメリットを受けることになる将来世代

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    goadbin 2019/09/29
    少し時間がたってきたけど16歳なら長く生きるという点をのぞいたら大人扱いでいいじゃないのか?sealdsが神輿に担がれている(@東浩紀)のと構図として似ている。
  • 読書メモ:『 大学なんか行っても意味はない? 教育反対の経済学』 - 道徳的動物日記

    大学なんか行っても意味はない?――教育反対の経済学 作者: ブライアン・カプラン,月谷真紀 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2019/07/17 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 雇用主が大学を卒業した人そうでない人よりも高い給料を払うのは、その人が「大学で学んだ知識」や「大学で得たスキル・経験」に対して払っているのではない。大学で学んだ知識やスキルが関わる仕事に就く人は、ほとんどいないからだ。「大学に入って卒業した」ということ自体が示す努力や忍耐力、社会性や協調性などに支払われている。大学で何を学んだかなんて、雇用主も雇われる人も気にしていない……という「シグナリング仮説」と呼ばれる(らしい)考え方を延々と論じた。 メインテーマは逆説的かつ衝撃的で読み始めると惹き込まれるのだが、大学教育の無意味さとかシグナリング仮説の正当性を示す細かなデータを延々と出してきて

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    goadbin 2019/08/23
    教育が最も効果的なのは幼児~初等教育みたいな話もあるし、大学に関しては職業との接続を強めざる得ないと思う。究極的には学校など行かずに家庭で個々人が教育するみたいになるんだろうけど。
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