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ブックマーク / blog.tinect.jp (13)

  • 「意識だけ高い」人たちは、いったい何を考えているのだろうか

    知人の優秀なエンジニアが「管理職になったので部下を選ばなければならない」と言っていた。 「どんな人を部下にするつもりなのか」と尋ねたところ、彼は「誰でもいいけど、『意識だけ高いやつ』、要するにバカは要らない」と言っていた。 会社にいる『意識だけ高いやつ』 『意識だけ高いやつ』とは、どんな存在なのか。 詳しく聞くと、「やたらと「勉強してます」「意欲あります」アピールをしてくる割には、「頼まれた仕事を最後までやらない」のが特徴。 「お客さんからの依頼も放置する」ので、上司が彼らの尻拭いをするはめになるという。 「なぜ仕事を放置した」と聞くと、「担当さんに質問をしたのだが、回答がないので。」と言い訳をする。 詳しく見てみると、1週間も回答がないのに、彼は担当に対して返事の催促もしていない。 「回答の期限を切ったのか」と聞くと、「忘れてました」 「1週間も回答がないなら、重ねて問い合わせるのが普通

    「意識だけ高い」人たちは、いったい何を考えているのだろうか
  • いくら高学歴で頭が良くても、ベンチャー・スタートアップ企業は「普通の人」が働く先ではない。

    つい先日のこと。 ベンチャーキャピタルで働く知人から、スタートアップ界隈で働く若手、とくに新卒の変化について聞いた。 すると彼は、 「最近は、高学歴の学生、例えば東大生や京大生が、旧来の日系大企業を選択せず、ベンチャーやスタートアップに行きたがる」 と言っていた。 確かに、この手の話は最近ちらほら見るようになった。 日企業を蝕む”上から目線”という深刻な病気 東京大学の学生たち。東大生といっても、毎年3000人も入学すればピンきりですから、グローバルな活躍が期待できるほど優秀な学生は数百人でしょう。 その数百人は、どこで働こうとしているか。 日の大企業を挙げるのは少数派です。 とくに、天才と呼ぶべき“知的ギフテッド”な若者たちは、いまやスタートアップしか考えていません。そのほかは、ほぼ眼中にない。 自分で起業する、もしくは、設立数年のスタートアップ企業に入る。「自分の才能を確実に活かせ

    いくら高学歴で頭が良くても、ベンチャー・スタートアップ企業は「普通の人」が働く先ではない。
  • なぜ「ファクト」は人を怒らせるのか。「ファクトフルネス」を読んで、暗鬱とした話。

    話題になっていた「ファクトフルネス」を読んだ。 感想をここに記しておきたい。 まず、「この世は良くなっている」という話は、「ホモ・デウス」などを通じて知っていたので、新鮮さはあまりなかったが、掲載されている事実は、知っておくべきものであると感じる。 同じことを感じた人も多いのだろう。 翻訳者の方のTweetによれば、一週間で10万部売れたとのこと。 『ファクトフルネス』が1週間で10万部発行になりました。感謝です。でも、まだまだこれから。 pic.twitter.com/qmtSSqTjT3 — Shu Uesugi (@chibicode) 2019年1月18日 しかし、これからこのを読もう、と思っている人にあえて申し上げると、読後感は決して良いものとは言えない。 正直、私は暗とした。 なぜなら、このが提示している最も重要なファクトは、二千年以上前にユリウス・カエサルが看破した 「

    なぜ「ファクト」は人を怒らせるのか。「ファクトフルネス」を読んで、暗鬱とした話。
  • 約二年やってみてわかった、リモートワークのホントのところ。

    Books&Appsを運営する弊社は、現在フルリモートワーク仕事をしている。 といっても、小規模な会社なので大企業が言うフルリモートワークとはちがい、「やってみましょう」の一言で、結構気楽にやれている。 そして実際に二年ほどフルリモートワークをやってみると、利点や欠点がよくわかる。 * もともと、弊社は昭和63年に、わたしの父が創業した。 ほとんど税金対策でしか機能していなかったので、父の引退とともに、休眠状態であった。 ところが私が会社をつくるとき、父が私に使わせるために会社を潰さず残しておいた、と言ってくれたので、私は起業とともに「ティネクト株式会社」と名前を改め、会社を運営し始めた。 その時のメンバーは私ともう一名の合計二名。 「たった二人でオフィスなんかいらないよ」という考え方もあった。 しかし結局、仕事のメリハリをつけるためと「フェイス・トゥー・フェイス」が重要だとの考え方が当

    約二年やってみてわかった、リモートワークのホントのところ。
  • 「マネジャー・管理職」を外注化する流れが始まっている。

    こんにちは。コワーキングスペース「Basispoint」の運営会社、AscentBusinessConsulting代表者の北村です。 コワーキングスペースを運営していると、数多くのコンサルタントや、フリーランス技術者、起業家などにお会いします。 最近は働き方改革の影響もあり、そういった方々から「働き方」についての話を伺う機会も多いのですが、その中で、特筆すべき最近の動きは「マネジャーの外注化」です。 どういうことかというと、言葉そのままなのですが、「プロパーのマネジメントを、外注にやってもらう」という会社が増えているのです。 プロパーのマネジメントを、外注にやってもらう これは、従来の常識から言えば、「ありえない」選択肢でしょう。 マネジャー、つまり管理職は社内で「出世」した結果、ありつけるポストとされているからです。 しかし、最近ではどうも様子が異なるようです。 例えば、成長途上のベ

    「マネジャー・管理職」を外注化する流れが始まっている。
  • 「自由にやらせると、潰れてしまう人」について。

    正月が終わった。 新しい年が始まり、仕事が再開される。 が、長い休みの後には、反動として「働けなくなる人」が一定数出てくる。 仕事のプレッシャーからなのか、プライベートのトラブルに起因するものなのか。実際のところは決してわからない。 そして、私が最も記憶している出来事の一つも 「休み明けに働けなくなった人物」の話だ。 ***** 10年以上前の話。 私が参加していたプロジェクトのメンバーの一人に、システム会社出身のOさんという人物がいた。 彼は能力的には平凡で、特に明晰であったわけではなかったが、その真面目さと素直さで、プロジェクトリーダーからはそれなりの評価を得ていた。 「それなりの」という言葉を使った理由は、リーダーにとって「面倒な仕事を引き受けてくれる便利な人物」という認識だったからだ。 特に優れたアイデアを出すわけでもなく、顧客との折衝がうまいわけでもない。 だが、与えられた大量の

    「自由にやらせると、潰れてしまう人」について。
    golden_eggg
    golden_eggg 2018/01/26
    わかりみ
  • 自分を変えたければ「決意」より「時間配分」「住む場所」「付き合う人」を変える。

    肥満は伝染するという話をご存知だろうか? これは2007年にハーバード大学のニコラス・A・クリスタキス教授らが発表した研究結果なのだけど、太った友達が身近にいると、2~4年以内に自分自身も肥満になる確率が最大で171%も増加するのだという。 この肥満の伝染だが、一般的には肥満体質の人と親しければ親しいほど伝染しやすいようで、同性の友人、兄弟・姉妹が特に影響力が強いという。 この原因としてニコラス教授は「恐らく近くにいる事で生活などが知らず知らずのうちに影響を受け、似通っていく事が元となっているのだろう」と述べている。 言われてみれば確かにという気がするが、改めて指摘されると感慨深い現象であるといえよう。 僕がこの研究結果を知って一番初めに思ったのは「果たして人間の意志はどこまで自由なのだろうか」という事だった。 普段、私達は好きなものを選んで好きな量をべていると思っているかもしれないけ

    自分を変えたければ「決意」より「時間配分」「住む場所」「付き合う人」を変える。
    golden_eggg
    golden_eggg 2017/10/17
    "最も無意味なのは「決意を新たにする」こと" ホンマにこれ
  • ここは会社だし、あなたは大人なんだから「感想」ではなく「案」を出せ。

    隣で仕事をしている人から、こんな相談があった。 「仕事で、どうも合わない人がいる」 「なぜ?」 「んー、なんと言ったらいいか……。何かを依頼すると、まず否定から入る。」 「具体的には?」 「例えば、セミナールームの席の配置を、表のとおりに変えておいてくれ、と依頼したとする。「わかりました」と素直にいえばいいのに、いつも彼は「この配置、使いにくくないですか?」と難癖をつけてくる。」 「よく捉えれば、改善案を一生懸命考えてくれるのでは?」 「いやいや、いらつくよ。「じゃ、どうすればいい?」と聞くと、「なんとなく使いにくいと思っただけです」って言って、肝心の改善案は出さないんだから。」 なんとなく厄介そうな案件である。 「他には?」 「議事録をお願いしたんだけど、「議事録なんて、誰も見ないですよ」と言うんだよ。わかった、じゃ当にいらないかどうか、部長と課長に聞いてくれ、と言うと「ちょっと思った

    ここは会社だし、あなたは大人なんだから「感想」ではなく「案」を出せ。
    golden_eggg
    golden_eggg 2017/10/13
    分かり過ぎる、、
  • 無能にペナルティを課しても、無能は組織からなくならない。では、どうするか。

    いろいろな会社で仕事をしていると、「ケアレスミスをする人」「同じミスを繰り返す人」に結構な割合で遭遇する。 やれるのにやらない、わかっていてもできない、大事なことを忘れる、そのような行動を繰り返す彼らに付けられる名前は無慈悲そのものだ。 すなわち、「無能」である。 そして、世間は無能には極めて厳しい。 ハーバード大学公衆衛生学のアトゥール・ガワンデ氏は次のように表現する。 私たちは、そのような「無能」の失敗に対しては感情的になってしまいがちだ。 「無知」による失敗は許せる。何がベストなのかわかっていない場合は、懸命に頑張ってくれれば私たちは満足できる。 しかし、知識があるにもかかわらず、それが正しく活用されてないと聞くと、私たちは憤慨せずにはいられない。 氏の述べる通り、「知っているのにやらない」時や、「わかっていてミスをした」時には、組織はミスをした人物に非常に冷酷な仕打ちをする。 叱責

    無能にペナルティを課しても、無能は組織からなくならない。では、どうするか。
    golden_eggg
    golden_eggg 2017/09/05
    何を期待するか?をフワッとさせたまま採っちゃったり任せちゃったりする管理体制の問題な気がしてるが、それにしても"無能"は厳しいw
  • なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。

    少し前に、知人がこんな記事を紹介していた。 なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか 20代のころ、自分のずっと上の先輩たちが35歳過ぎくらいにパフォーマンスが落ちていったのを不思議に思っていた。 そして、30歳を超えたとき、いままで一緒に頑張ってきた先輩達が35歳を超えたあたりで突然やる気をなくしていった。 いったい何が起こっているんだ? 35歳にいったいなにがある? 謎は解けないまま、私も37歳になっていた。 すっかり気力が無い。まったく仕事のモチベーションが沸かない。 自分がなってみて謎が解けた。 でも答えは教えな~い。 若手の時は、やる気のないオジサンを見て、自分はああはなるまい、と思っていたが、いざ自分がその立場になると、同じ陥穽にハマってしまう。 そんな話を聞く。 20代のときは 「そんなことって当にあるの?」 と、誰もが思う。 ある。 むしろ特に若い頃に頑張って働いた人ほど、

    なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。
  • 「勝手に忙しくしている人」にあまり同情の余地はない。

    ビジネスマンは忙しい。 朝出社して、前日に残した仕事の続きをしていると、メールや電話がかかってきて、次々と小さなタスクが積み上げられる。 なんとかそれらをこなしていると昼休みだ。急いで昼ごはんを掻きこんでいると、あれもこれもやらなければ、と気づく。 席に戻った彼は、頭の中でタスクを整理して、優先順位を決め、処理していく。 この調子だと、今日も残業かもしれない。そういえば有休もしばらくとっていない。 ふと窓辺にいる課長を見ると、緩慢な動作で書類に目を通したり、思いついたようにどこかに電話をかけて、どうでもいい話題で盛り上がったりしている。 どう見ても暇そうである。 それなのに、給料はこちらのほうが安いときている。自分に対する評価は正当なのだろうか? このような光景を会社の中で見かけることは珍しくない。 かわいそうな話だと思う。自分もそうだ、と忙しい彼に感情移入できる人もいるかもしれない。 し

    「勝手に忙しくしている人」にあまり同情の余地はない。
  • 「会社に来なくても良く、仕事はどこでやっても良い」と、成功する人と落ちぶれる人がはっきり別れる。

    カルビーが、事実上「会社に来なくてもいい」という働き方に舵を切った。 在宅勤務、毎日でもOK カルビーが4月以降に新制度 カルビーは4月以降に、自宅など社外で勤務する「テレワーク」の上限日数(週2日)を撤廃する。制度上は毎日テレワークが可能になる。多様な働き方を認めることで、優秀な人材を確保するねらいだ。(朝日新聞) 一見すると、自由に働け、通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、理想の働き方ができるように見える。 実際に肯定的意見も多いが、もちろんこれの裏は 「仕事の評価は、成果でのみ行いますよ」ということに他ならない。 上の記事中にもこうある。 対象はパートや工場勤務の人を除き、契約社員を含めた入社3年目以上の社員になる見通し。会社側が勤務時間をどう把握するかなど制度の詳細や実施時期は今後詰める。同社首脳は「会社が求めるのは成果。働き方改革をしないと会社はよくならない」と話す。 これによ

    「会社に来なくても良く、仕事はどこでやっても良い」と、成功する人と落ちぶれる人がはっきり別れる。
    golden_eggg
    golden_eggg 2017/02/06
    会社として能力主義を打ち出すなら、その能力を最大限活かせる仕事環境をどうするかは社員に任せ、結果で評価を上下させる。正しい。時間給志向な会社もそれはそれであっても良いと思うけど
  • 「手が動かせない人」への処方箋

    ところで私は、かつて「手を動かさない人」でした。 仕事にせよ、勉強にせよ、創作にせよ、音楽にせよ、どんなことでも「ごちゃごちゃ考えているより、まずやってみて場数をこなした方がスキルは育つ」というのは、大体の場合で当てはまる普遍的なセオリーであると思います。 ゲーム開発、アプリ開発なんかでも、実績を残している人はみんな「いいからまずやってみろ」って言いますよね。 手を動かすこと、超大事です。手を動かすことによって、課題が生まれ、自信が生まれ、ノウハウが蓄積されていく。頭で考えているだけでは何も始まりません。考えたものは、出力しなくてはいけません。 ところが、世の中には「手を動かさない人」がいます。取り敢えずやってみろ、というアドバイスを受けつつも、なかなか「取り敢えずやってみる」という実施タームに移れない、もしくは移らない人ですね。先日、Books&Appsさん内でもそれについての記事が掲載

    「手が動かせない人」への処方箋
    golden_eggg
    golden_eggg 2016/12/02
    手が動かせない人は自分が何が出来ないか?を知る機会が無いから、その分の成長機会を逃してるし、言うだけ番長化する自分へのモヤモヤを抱えている人も少なくないはずなので、良い感じに背中押してやりたい
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