2008年10月09日 08:00 すでに[株式市場雑感(08/10/08)]などでお伝えしているように、2008年10月8日の東京株式市場は金融信用不信と市場の過流動性、そして信用収縮を起因としたファンドの換金売り攻勢などがあり、全面安の展開。日経平均の下落率はブラックマンデー・スターリンショックに続く市場三番目(-9.38%)となった。今となっては未熟といわれても仕方の無い、「金融工学」によって作られた金融商品の暴走と、それを取引する関係者のモラルハザードが引き起こしたともいえる一連の「金融工学暴落」(あえこのように命名する)がいかに大きなもので、歴史的なものかが分かるよう、グラフ化してみることにする。