<都市封鎖を実施している国では、その「出口戦略」の検討がすすめられている。ドイツの研究チームは、10万人以上を対象に、新型コロナウイルスへの抗体の有無を調べる血液検査を実施する計画を明らかにした......> 世界各国で、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制または遅延させるため、国や地域を封鎖し、国民や市民、企業の活動を強制的に制限する「都市封鎖(ロックダウン)」の措置が講じられている。イタリアでは、2020年3月11日から実施されている全産業休業措置期間が4月13日まで延長され、スペインでも、3月30日から4月9日までの間、国内の経済活動を原則として停止している。 都市封鎖は、人々の行動を制限し、人と人との接触機会を減らすことで、新型コロナウイルスが他の人に飛散する機会を低減させるもので、感染拡大を一時的に抑制するものの、これを解除すれば、爆発的な感染拡大が再燃するおそれがある。そのため、
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