米製薬大手ファイザーと独製薬ベンチャーのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの入った瓶と注射器(2021年2月12日撮影)。(c)THOMAS KIENZLE / AFP 【2月14日 AFP】日本は14日、米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独製薬ベンチャーのビオンテック(BioNTech)が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、国内で初めて正式に承認した。2021年夏に延期されている東京五輪に向けて準備が進められる中、大規模接種に道筋をつけた。 首相官邸はツイッター(Twitter)で、「ファイザー社のワクチンについて、本日(2月14日)、厚生労働大臣が、我が国第1号の新型コロナワクチンとして、特例承認を行いました」と発表した。 17日にも医療従事者1万~2万人への先行接種が始まる見通し。4月からほかの医療従事者や高齢者への接種が行われる。 政府はまだ、その