(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は6月30日夜、黒海の要衝スネーク島が「再び自由」になったと明らかにした。 ゼレンスキー氏は「ズミイヌイ(スネーク)島は戦略的要衝であり、黒海の状況を大きく変える。まだ安全は保証されておらず、敵が戻ってこないという保証もないが、すでに占領者の行動は著しく制限されている」と説明。「我々は一歩一歩、我が国の陸海空からロシア軍を追い出していく」とも述べた。 スネーク島は小島だが戦略的に重要な領土で、開戦当初の激戦地のひとつになった。ロシア艦が島を守るウクライナの守備隊に投降を呼び掛けたのに対し、守備隊は「ロシアの軍艦、くたばれ」と返答したとされる。 スネーク島のウクライナ語名は「ズミイヌイ・オストリフ」。ウクライナの沖合約48キロに位置し、ボスポラス海峡や地中海に通じる海上交通路に近い。 ウクライナ軍は30日、同軍の作戦成功後にロシア軍がスネーク島から撤