ブックマーク / kore-yondoku.blog.jp (24)

  • 脱走―赤い彗星― : この本読んどく?

    えちごくんの餌として独特の臭いを発するレッドローチも飼っているが、こいつがやたら早い。 その赤い見た目と相俟ってさながら「赤い彗星」である。 慣れない捕獲に四苦八苦しながら、ようやく一匹捕まえた!と思ったら 逃 げ た なんてこった!とりあえずゴキブリホイホイを購入・設置し様子をみようと思います。 諸先輩方はどうやって捕まえているのだろうかと気になる今日この頃である。 にほんブログ村 にほんブログ村

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    gorin2 2017/07/21
  • マスコミは本当に必要か?川上善郎「うわさが走る・情報伝播の社会心理」 : この本読んどく?

    国際情勢の緊迫が続く中、そんなことはほとんど報道せずに内閣支持率を下げようと必死になっているように感じるのは私だけだろうか。 とりわけ「加計学園」の偏向報道っぷりは酷さを増しているようである。 ただワイドショーやマスコミの報道だけを見ている人で「獣医学部新設を前向きに検討しだしたのが鳩山政権時代」つまり「民主党政権下」の出来事であると認知している人はどれだけいるのだろうか? ちなにに自民党政権下でも提出されたがどちらも却下されている(福田・麻生内閣時) こんな偏向報道をするマスコミひいてはマスメディアは当に今の時代に必要なのだろうか?今日はそんな疑問を解決してくれるかもしれない、「うわさが走る・情報伝播の社会心理」を見てみようと思う。 目次 歪められたうわさのイメージ うわさを研究する おしゃべりとしてのうわさ うわさの管理――企業とうわさ ニュースは誰が運ぶのか――マスメディアの終焉

    マスコミは本当に必要か?川上善郎「うわさが走る・情報伝播の社会心理」 : この本読んどく?
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    gorin2 2017/07/12
    そうなのよねえ、前愛媛県知事の答弁流せってってばさ
  • 自分の死に方を考える!山田風太郎「人間臨終図鑑」 : この本読んどく?

    上巻は10代で死んだ人物から55歳で死んだ人物総勢324名を収録。 このの特徴は年代・年齢が切り替わるごとに作者である山田風太郎、もしくは偉人の「死」に対する箴言・格言が添えられていることである。これがまたこのを情緒あふれるものにしている。 例えば書の始まり「10代で死んだ人々」では、鴨長明「方丈記」の言葉 『知らず、生まれ、死ぬる人、いずかたより来たりて、いずかたへか去る』という言葉が引用されている。この段で鴨長明は人生の無常、儚さを朝顔に例えて語っている。 しかしこのがずっとこの調子真面目な調子で続くかというと決してそうではなく、所々に皮肉あり、笑いあり、読者を飽きさせないようにしている(ただ人間の死に際を書いているだけなのだが) 「47歳で死んだ人々」の章で添えられている山田風太郎の言葉 「臨終の人間『神よ、世界の終りの日の最後の審判などいわないで、いま審判して下さい。なぜ、

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    gorin2 2017/07/10
  • 口コミで話題沸騰中!?泡坂妻夫「湖底のまつり」 : この本読んどく?

    限定復刊で大きな反響を呼んでいた泡坂夫「湖底のまつり」が完全復刊し、全国の書店で買えるようになると同時に大きな反響を呼んでいるようだ。 美しくなったカバーと共に、帯には読み手の好奇心をそそる文字がいっぱいだ。今日はそんな「湖底のまつり」を読んでみようと思う。 目次 奇術師・泡坂夫 「湖底のまつり」を読む オススメ度 奇術師・泡坂夫1976年に「DL2号機事件」で幻影城新人賞に佳作入選し、46歳で作家としてデビューした遅咲きの小説家である。遅いデビューでありながら体力のいる創作活動を多くこなし、数多くの小説を書き上げている。また様々なトリック・文体を使いこなしミステリーに限らず多くのジャンルを手掛けた。 1978年には「乱れからくり」で第31回日推理作家協会賞 1988年には「折鶴」で泉鏡花文学賞 1990年には「蔭桔梗」で第103回直木賞を受賞している。 さらに物の奇術師としても

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    gorin2 2017/07/09
  • そこは血で血を洗う修羅の国!和田竜「忍びの国」 : この本読んどく?

    今月の1日から和田竜原作「忍びの国」の公開が始まった。 興行収入は30億円を越える見込みのようだ。 公開されたばかりだが、映画評価サイトのレビューは概ね好印象のようである。 では原作のほうはどうなのか?今回はこの「忍びの国」を見てみようと思う。 目次 ヒット作を書き続ける男・和田竜 忍者って何者!? 「忍びの国」を読む 織田信雄に漂う悲哀~あいつは能でも舞わしとけ~ オススメ度 ヒット作を書き続ける男・和田竜当初脚家を目指していた和田氏。2003年「忍ぶの城」で第29回城戸賞を受賞した。 そして2007年に忍ぶの城を自身の手で小説化、「のぼうの城」として出版。こちらは後に野村萬斎氏主演で映画化された。 そして2014年には「村上海賊の娘」で第35回吉川英治文学新人賞と2014年屋大賞、第8回親鸞賞受賞した。他に「小太郎の左腕」が2009年に小学館から刊行されている。 作「忍びの国」は

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    gorin2 2017/07/05
  • 日本お祭り紀行番外編 新潟近郊グルメ編 : この本読んどく?

    新潟駅付近には様々な美味い店がある。 今回は祭りに過程でべた店と駅弁を紹介! 目次 ラーメン王国新潟屈指の人気店!「ちゃーしゅーや武蔵」 新潟限定!「鮭はらこ弁当」 ラーメン王国新潟屈指の人気店!「ちゃーしゅーや武蔵」新潟がラーメン王国だ、と言うと「フッ」と鼻で笑われることが多いのですが当です!当なんです! 背脂ちゃっちゃ系は燕三条、秋葉原にも出店している「青島堂」も新潟です。煮干し系はもちろんのことダブルや正当派醤油ラーメン、味噌、豚骨、なんでもべられます。 数年前には「東京で賞を取ったラーメン店が新潟に殴り込み!」と大きな看板・宣伝で出店した店もありましたが、半年後には携帯ショップになっていました。 数多くのラーメン店がひしめき合っている新潟では、新規オープンの店がそのまま継続していくことは非常に難しい。東京や大阪などの大都市で流行っていたとしても新潟ではもうブームが去ってい

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    gorin2 2017/07/03
  • 悪夢の先にあるものは……!?道尾秀介「貘の檻」 : この本読んどく?

    心の闇、というものは中々消えるものではない。 それを心因として「トラウマ」が生まれることもあるようだ。それはしばしば私たちに悪夢を見せる。 そんな暗い雰囲気の小説を得意とする作家に道尾秀介氏がいる。 今回は今年の一月新潮社から文庫化された「貘の檻」を見てみようと思う。 目次 人間を描く・道尾秀介 「貘の檻」を読む! オススメ度 人間を描く・道尾秀介道尾氏と言えば、2005年に発刊され賛否両論で話題となった「向日葵の咲かない夏」や月9ドラマ原作「月の恋人」、2012年に映画化された「カラスの親指」が有名だろう。 ミステリーランキングにも毎年のように名を連ね、2011年には「月と蟹」で直木賞を獲得した作家でもある。 さてそんな道尾しであるが、「背の眼」で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞してデビューに至る。このデビュー作は今のスタイルとは全く違い、良い意味で大衆小説として面白く読める。なの

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    gorin2 2017/06/24
  • 日本お祭り紀行その① 佐渡「つぶろさし」~Part2~ : この本読んどく?

    今回の記事は佐渡「つぶろさし」編のパート2となっております。ぜひパート1からご覧くださいませ! そんなわけでパート2は残る二つの「つぶろさし」を御紹介しようと思う。それぞれ微妙に違っているのが見どころだ。 目次 二人の鬼が舞う! 鬼舞つぶろさし・草刈神社 天狗が登場! 妹背神楽つぶろさし・度津神社 町中を歩く! 大獅子舞と猿田彦神 二人の鬼が舞う! 鬼舞つぶろさし・草刈神社 13時50分からは村山地区に伝わる「鬼舞つぶろさし」の登場だ。 こちらは文禄のころ村山の藤七という人物が京都へ赴き祇園祭で習得して来たという。こちらは「草刈神社」に奉納される。またこの草刈神社には「県指定有形民俗文化財」の「能舞台」がある。毎年15日の夜には薪能が行なわれている。 草刈神社は牛頭天王を祀っており、しだいに農耕神としての性質を帯びるようになった。 その神社の前では各地域が出し物を持って集まり様々な演目が披

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    gorin2 2017/06/18
    佐渡の奇祭
  • 日本お祭り紀行その① 佐渡「つぶろさし」~Part1~ : この本読んどく?

    各地の祭を回ってみようと思い、その第一回となったのが佐渡「つぶろさし」だ。 近くに住んでいながら佐渡のことはほとんど知らないのが実情である。すぐに思いつくのは「金山・トキ・たらい舟」ぐらいなものだ。そんなわけで今回は上の「羽茂(はもち)祭り」を見学に佐渡へと向かった。 目次 「SADO METAL」で学ぶ佐渡の魅力 いざ佐渡ヶ島! 到着!羽茂祭り 艶っぽい身体のこなし!太神楽つぶろさし・菅原神社 「SADO METAL」で学ぶ佐渡の魅力まず見てもらいたいのがこちらの動画。最近テレビでも取り上げられたようだ。 ちなみにメンバーは ヴォーカルの「SADIST冠」 ドラム「竜王洞の松」 ベース「いごねりのSTAR」 ギター「おけさのJOE」 の四人組だ。このPVを見れば佐渡の魅力が大いに伝わるはずである。佐渡の有名どころはこの動画にほぼ詰め込まれていると言っても過言ではない。 それでは佐渡の

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    gorin2 2017/06/16
    日本探訪
  • ネタかガチか!?奥井真司「毒草大百科 愛蔵版」 : この本読んどく?

    書店をふらふら歩いていると、偶然思わぬ発見をすることがある。そのが当たりであれば得した気分にもなれるものだ。 今回紹介したいはそんな偶然から発見した「毒草大百科」である。名前からして怪しげなを今日は見てみようと思う。 目次 「人を死に至らしめる植物」 「人を狂わせる植物」 「人を苦しめる植物」 「個性的な毒を持つ植物」 「毒草栽培のための知識と設備」 「毒草を利用する」 オススメ度 「人を死に至らしめる植物」内容に入る前にまず帯を見て欲しい。 そこには「毒草の入手法、栽培法、利用法―全ての毒草を写真や図で解説―」とあるのだ。これを見て買わずにいられるだろうか? おバカなのか、至極真っ当ななのか? というか、「利用法」ってなんだよ、と(しかしながらミステリーの創作には使えるかもしれないが)思わず突っ込みが入る。 このは6章構成となっている。それぞれの章から気になったものを一、二

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    gorin2 2017/06/07
  • 京都の街を妄想が走り抜ける!森見登美彦「太陽の塔」 : この本読んどく?

    大阪万博から数十年経った今でも尚多くの人に愛されている「太陽の塔」 そんな「太陽の塔」に魅せられた女性が、森見氏デビュー作の「太陽の塔」に登場する。 今回はそんな「太陽の塔」に魅せられた女性とその女性を研究する男の物語を見てみようと思う。 目次 森見氏の過去記事はこちら 「太陽の塔」を読む 森見リンク・小ネタ オススメ度 森見氏の過去記事はこちら「夜は短し歩けよ乙女」 2006年に刊行され、今年アニメ映画化もした「夜は短し歩けよ乙女」怪しげな人物や団体に翻弄される二人の運命や如何に? 「ぐるぐる問答」 森見氏初の対談集。様々な人物との対談を収録。モリミスト必見・必携。 「太陽の塔」を読む「太陽の塔」は森見氏のデビュー作。2003年の「日ファンタジーノベル大賞」を受賞し、その後山周五郎賞を受賞、直木賞ノミネートに至った。 さてこの「太陽の塔」だが、後の森見氏の行く末を決定付けているかのよ

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    gorin2 2017/06/02
  • あなたも知らないうちに呪われてる!? 豊島泰国「日本呪術全書」 : この本読んどく?

    現代はストレス社会である。ふとした拍子に自分の口から「毒」が漏れていないだろうか? ネットを見れば、知名人から一般人まで呪詛の言葉を吐かれていない人間はおよそいないのではないかとも思えてしまう。 が、「呪い」というのは今に始まったことではない。日歴史と共に歩いてきたとも言えるだろう。そこで今日は「日呪術全書」を見てみようと思う。 目次 現代人と「呪い」 「陰陽道」の呪術 「神道」の呪術 終わりに~人を呪わば~ 現代人と「呪い」私自身「呪術」や「呪い」といったことを信じているわけではない。しかしながら京都やその他の地にある「縁切り寺」を思い出してみて欲しい。今でも多くの人が病気や悪い男・女との「悪縁」を断ち切るために訪れている。しかしそういったまともな願いの中に「AとBの縁を切ってくれ」というものも混在している。 様々なしがらみに囚われながら生きるしかない世の中である。自由になるには自

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    gorin2 2017/06/01
    奥底に潜んだ私の中二心をくすぐる。買いに走るわ(´・ω・`)
  • 大坂の陣の隠れた主役!?仁木英之「真田を云て、毛利を云わず」 : この本読んどく?

    昨今の戦国熱はとどまるところをしらない。一昔前まではマイナーだった武将も今ではゲームや大河の影響で一躍人気者となっている。 しかしながら有名な武将の影に隠れ、自身の手柄が他の武将のもののように語られていたり、存在さえ知られていない武将もまた多くいるのも事実だ。 今日は真田信繁に知名度も人気も押されがちな大坂の陣の功労者、毛利勝永を主人公とした小説を読んでみようと思う。 目次 作者の仁木英之ってどんな人? 毛利勝永とは? 「真田を云て、毛利を云わず」を読む オススメ度 作者の仁木英之ってどんな人?仁木英之氏は2006年に「夕陽の梨」で第12回学研歴史群像大賞最優秀賞を受賞、さらに同年8月に「僕僕先生」で第18回日ファンタジーノベル大賞大賞を受賞し、デビューした作家だ。 デビュー作であり代表作でもある「僕僕先生」はシリーズ化されており、これまでに9冊刊行されている。ちなみにこちらは太平広記を

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    gorin2 2017/06/01
  • 主従の逆転!? ニコルソン・ベイカー「中二階」 : この本読んどく?

    を買うときに自分の中で決めている基準はないだろうか? 私はそうなのだが、自分の基準に基づいてを買っていくと、次第に同じようなが増えていく。その結果マンネリに陥ってしまう。 何か変わった、それもうんと変わったものが読みたい。そんな人にオススメしたいのが今日紹介する「中二階」だ。きっとあなたの欲求を満たしてくれるに違いない。ではさっそく見てみよう。 目次 ニコルソン・ベイカーとは? 「中二階」を読む オススメ度 ニコルソン・ベイカーとは?ニコルソン・ベイカーはニューヨーク(※1)生まれの60歳。白い髭が良く似合あう(※2)アメリカ小説家・ノンフィクション作家である。 着目すべきはその小説スタイルの斬新さ、ユニークさである。作品の多くは細かく、そして人物の意識の流れを追うものが多い。 (※1)ニューヨークと言われて一体何を思い浮かべるだろう?ちなみにアメリカ最大の都市であり、人口は80

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    gorin2 2017/05/31
    面白そうだけど脳みそついていかなさそう。
  • あなたの隣人はどんな人? 前川裕「クリーピー」 : この本読んどく?

    辞書を引くと「クリーピー」とは「身の毛がよだつような、気味の悪い」という意味だと教えてくれる。 書もそのタイトル通り、どうも気味の悪い内容となっている。サスペンスホラーよりの書を今日は見てみようと思う。 目次 作者の前川裕ってどんな人? クリーピーを読む 生きているのか死んでいるのか オススメ度 作者の前川裕ってどんな人?作者の前川氏は法政大学国際文化学部の教授である。専門は比較文学・アメリカ文学だそうだ。 故に書が最初の出版というわけではなく、英語関連の英会話・入試英語等)が前から出版されている。 小説に関しても「クリーピー」より前に「人生の不運」(現在は「深く、濃い闇の中に沈んでいる」と改題し、文芸社文庫から刊行されている)が出ているが、こちらはおそらく自費出版であったろうと思われるので、「クリーピー」が商業作家デビュー作ということになる。 そんな前川氏であるが、2011年に

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    gorin2 2017/05/30
    こわそう( ;∀;)
  • 日本各地の季節の祭 ~奇妙なものから笑えるものまで~ : この本読んどく?

    今後行ってみようと思う各地の祭を今現在私が知っているものだけまとめてみた。 今後随時追加予定。奇祭でなくとも各地のお祭り・伝統行事もここに追加していきます。行ったものに関しては後々記事に起す予定。 なお今回は「奇祭・杉岡幸徳」「日の奇祭・合田一道」「とんまつりJAPAN・みうらじゅん」各書を参考にさせてもらった。 月別 各地のお祭り・行事 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月・尻振り祭り(福岡県 1月8日) ・ひげなで祭り(千葉県 1月第2日曜日) ・ヘトマト(長崎県 1月16日) ・むこ投げ・すみ塗り(新潟県 1月15日) 2月・一夜官女祭り(大阪府 2月20日) ・おんだ祭り(奈良県 毎年2月の第一日曜日) ・国府宮はだか祭り(愛知県 旧暦1月13日) ・スミ付け祭り(岩手県 2月第1土曜日) 3月 ・ジャランポン祭り(埼玉県 3月15日

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    gorin2 2017/05/26
    奇祭
  • 変貌する日本の今昔 芳賀日出男「日本の民俗」/みうらじゅん「とんまつりJAPAN」 : この本読んどく?

    芳賀日出男氏は写真家・民俗研究家だ。折口信夫の国文学の講義を受けるうちに「来訪神」「マレビト」について興味を持ったそうだ。 「神は季節の移り目に遠くから訪れ、村人の前に姿を現す」と折口は語った。 そこで芳賀氏はそれが当ならば、写真に収めることができるかもしれない、そう思ったらしい。そして日人の暮らしに密着した写真を撮ることになる。 こちらでは主に「祭り」と「芸能」がとりあげられている。 神の依代である御幣や、神を招くための清めや祓い、田の神に豊作を願う田植えの祭りなど多くの写真と共に詳しく解説してくれている。あえてすべての写真が白黒であるが、その写真達からは動的な力強さが伝わってくる。 そもそも「まつり」は神を祀ることだとされている。 とするならば、現在も各地で続く「祭り」もそこには神の存在があるはずだ。そしてその祭りを毎年楽しんでいる。今でこそすべてのものに神が宿るという考えは薄くな

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    gorin2 2017/05/25
    ここでみうらじゅんが語られるとはw
  • これであなたもモリミスト!? 森見登美彦「ぐるぐる問答」 : この本読んどく?

    夜は短し歩けよ乙女が現在大ヒット上映中である。モリミストとしては大変喜ばしいことだ。 どうやら「詭弁踊り」がヤバイということで各所で話題になっているようだ。 そんなわけで今日はアニメ映画の大ヒットを祝して、森見氏最初で最後の対談集「ぐるぐる問答」を見ていこうと思う。 「夜は短し歩けよ乙女」の記事はこちらから。 目次 一人目・劇団ひとり 二人目・万城目学 三人目・瀧波ユカリ 四人目・柴崎友香 五人目・うすた京介 六人目・綾辻行人 七人目・神山健治 八人目・上田誠 九人目・羽海野チカ 十人目・大江麻理子 十一人目・萩尾望都 十二人目・飴村行 十三人目・上まなみ 十四人目・綿矢りさ 番外編・森見登美彦(過去) オススメ度 一人目・劇団ひとり森見氏人生初の対談相手は芸人・劇団ひとり氏である。 「陰日向に咲く」や「青天の霹靂」などの著書がある。しかしながら山岡春樹のイメージがいまだに頭から離れない

    これであなたもモリミスト!? 森見登美彦「ぐるぐる問答」 : この本読んどく?
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    gorin2 2017/05/21
  • 気づいた時にはもう遅い!? 小野不由実「残穢」 : この本読んどく?

    科学文明が進んだとはいえ、未だに解明できない謎・不思議な現象が多くある。 そんな現象に自分が遭遇したらどうだろう? 怖いと感じるだろうか? それとも何も気にせず普段通りに行動するだろうか? では「自分は普段通りの行動をしているのに、自分の知らない内に怪奇現象に巻きこまれていた」としたらどうだろうか。 そして「残」った「穢」れとはいったいなんだろうか。そんなことに注目しつつ、今日は「残穢」を読もうと思う。 目次 小野不由実とはどんな小説家か? 「穢れ」とは一体何なのか? 「残穢」を読む オススメ度+映画感想 小野不由実とはどんな小説家か?アニメ化もされた「悪霊シリーズ」や「十二国記」「屍鬼」でお馴染みの小野不由実。 講談社X文庫のコバルト系からミステリー・ホラーまで何でもこなす小説家だ。デビューこそ1988年と早かったが、出版がX文庫だったためか(男性で買う人はあまり見ない)世間一般に認知さ

    気づいた時にはもう遅い!? 小野不由実「残穢」 : この本読んどく?
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    gorin2 2017/05/21
    この本は本気で怖い((((;゚Д゚))))ガクブル
  • 日本の美の再認識! 角川ソフィア文庫発「ジャパノロジー・コレクション」 : この本読んどく?

    昨今ゲームやなんかで色々と人気沸騰中なのが「日刀」だ。なんでも刀に萌える刀女子が急増中なんだとか。 そんな日刀の写真とともに、解説が載っているのがこのだ。古くは聖徳太子の佩刀とされる「丙子椒林剣」から大坂正宗とも称された「井上真改(刀工)」までメジャーどころからマイナーな刀まで色々と載っている。特に刃文の美しさに注目したい。 だがこのは刀カタログではない。よって種類が豊富に載っているとは言い難い。またジャパノロジー・コレクションの中では解説が少ない方なので、専門知識とまではいかないが、入門的な知識が事前にないと苦労するかもしれない(私は結構苦労した) 日刀は「美」の象徴でもあると同時に日人の「精神」の象徴でもあったはずだ。武士のような生き様が素晴らしい、と手放しな賛同はし難いがこの日刀が象徴するようなものは是非とも自分の中に持っておきたい所存である。 また自分ではそう思ってい

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    gorin2 2017/05/17
    良シリーズの予感