「自分のPCの性能」を客観的に把握するのは難しいものだ。例えばCPUの性能だけを評価するならば、CGレンダリングベンチマークソフト「CINEBENCH R11.5」のような、CPUを強烈に使うベンチマークツールを使えばよい。 またGPU描画性能ならば、各種ゲーム系ベンチマークや定番のグラフィックスベンチマークソフト「3DMark 11」「3DMark Vantage」などがある。だが、実際にPCを使う際には、ベンチマークソフトがするような作業が連続することはまずない。「日常的な処理」をPCにさせた時のパフォーマンスを測定する手段が必要だ。 手軽なパフォーマンス計測手段としては、Windows Vista以降で採用された「Windowsエクスペリエンスインデックス」がある。だが、ハードウェア構成によっては簡単にスコアが最高値付近に届いて飽和してしまうため、高スペック機同士の性能比較には使えな
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