サンフランシスコ発--米国時間6月7日に開催のWorldwide Developers Conference(WWDC)2010では、公衆Wi-Fiの過負荷でデモが中断したこと以外にも、おかしなところがあった。Appleの開発者を対象としたこのカンファレンスで、同社のコアとなるデスクトップOS「Mac OS X」についての言及が全くなく、いつ次期バージョンが登場するかについてのヒントもなかった点だ。 先週の非公開セッションで、Mac OSの話題が数多く取り上げられた可能性も大いにある。Appleが今後、開発者向けのプレビューを行うこともあり得る。あるいは「iPod」や「iOS」、また最近では「iPad」の時のように、Macのためだけに独立したイベントを開催しようとタイミングを見計らっているのかもしれない。しかし、ここ数年のパターンや、同社のモバイルデバイスやモバイルプラットフォームビジネス
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