5月25日、アイスランドのレイキャヴィークで行われたアイスランド国会で党のオフィスで写真のポーズをとるアイスランド海賊党の党首、ビルギッタ・ヨンスドッティル氏 / REUTERS STAFF / REUTERS 前ウィキリークスの活動家で自称「詩人」のビルギッタ・ヨンスドッティル氏が党首のアイスランド海賊党が、10月29日の総選挙を前に最新世論調査で僅差ながら首位に立っている。 2016年のアイスランドはスキャンダルで悩まされた年だった。シグムンドゥル・グンロイグ首相が、タックスヘイブン(租税回避地)を利用していた各国首脳や著名人のリスト「パナマ文書」に名前が上がり、妻とともに「ウィントリス」というオフショア・カンパニー(業務の一部または全部を海外に移管・委託する会社)を設立したことが暴露され辞任に追い込まれた。同時に、泡沫政党に過ぎなかった海賊党は急速に支持を獲得し、有権者の大半を獲得す
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