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2020年8月3日のブックマーク (1件)

  • ハチの巣が材料!?ー最古の技法 エンカウスティックとは | TAMAKOBO (多摩工房)

    最近は都市伝説にはまっている歴史系記事担当の黒沼です。 今回は古代の壁画について書きたいと思います。 最古の壁面装飾はラスコーやアルタミラに見られる洞窟壁画でしょう。 これは紀元前3000年以前のもので、山火事で手に入れた木炭や土を顔料(色の元となる粉末)として、動物の脂や乳、尿などをバインダー(のり)として利用し、動物の絵を洞窟の壁に描いていたようです。(このころ最初期の水性絵具も登場したようです。) 紀元前2000年頃になるとフレスコ画の原型が登場します。有名な作例はミノタウロス伝説でも有名なクレタ島クノッソス宮殿の壁面装飾です。 紀元前1500年頃になると、蠟画(エンカウスティック)が生まれます。 ローマ時代の街、ポンペイの壁面装飾はこの技法で作られたようです。 今回はこの蠟画(エンカウスティック)について書いてみようと思います。 蠟画とは 蠟画とは、融解した蜜蝋(ハチの巣の外壁)を