会社のITヘルプデスクにソフトウェアのアクセス権やパスワードのリセットを依頼し、数時間から数日間待たされることほど無駄な時間はない。こうした問題を解決しようとしているのが、ベイエリアのスタートアップ「Moveworks」だ。 3年前に設立された同社は、このほどシリーズAでLightspeed Venture Partnersとベインキャピタルから総額3000万ドル(約33億円)を調達したと明らかにした。同社の製品は、アカウントのロック解除からメールリストの管理まで、様々なテックサポートを自動的に処理する。 単純作業の自動化をソフトウェアが行う「エンタープライズ・オートメーション」は、自然言語処理や機械学習をはじめとするAI技術の進化によって広く普及し始めている。Moveworksは、企業の業種や規模に関わらず、共通して発生するIT関連の雑務をエンタープライズ・オートメーションの技術を用いて
![企業の「IT雑務」をAIで解決する米国企業、33億円を調達 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/00478a86844fd1edf6c4069b1d79693f887507ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.forbesjapan.com%2Fmedia%2Farticle%2F27203%2Fimages%2Fmain_image_189657ff8f5edb74d77e8793dbfca64b.jpg)