当ブログ第四百二十五段で取り上げた東欧諸国の原発事情だが、その後、色々な動きが出てきたので、追補的なものを一つ・・・・。 スロバキア 既に出力470MWの原子炉2基が稼働しているモホウツェ原発だが、増設炉(出力800MWの原子炉が2基)が今年から来年にかけて順次稼働開始の見込みとなっている(注1)。 チェコ テメリン原発拡張工事について昨年10月から入札手続きが始まっているが(期限は2012年7月2日、落札企業決定は2013年予定)、チェコ政府が地元企業への下請け発注に積極的な企業を選考する姿勢を見せていることを受け、アレバは地元企業14社と提携し受注額の70%を地元企業に下請け発注することを決定したが、その中でも既にWH、露ASE-チェコ・シュコダJS連合と協力関係を構築しているI&Cエネルゴは、今回のアレバとの提携成立によって落札企業がどこになっても確実に下請け発注を獲得できる状態とな