この記事のポイント 減価償却とは、資産は時間が経つにつれて、徐々に価値が減っていく(減価)という考え方。 減価償却費とは、資産価値の目減り分を、資産の価値から差し引く価格。 時間が経っても価値が減らないものには適用されない。 減価償却とは、建物・構築物・機械装置・車両運搬具などの有形固定資産や、ソフトウェア・特許権などの無形固定資産について、使用する期間に応じて費用計上することをいいます。 この記事では、この減価償却について、徹底的に初心者目線に立って、意味や計算方法、基本的な用語、仕訳の方法などについてご紹介します。 減価償却については、中小企業者等にさまざまな特例や制度が設けられています。たとえば、10万円以上20万円未満の資産は、3年間にわたって償却できる特例がありますし、30万円未満の資産を全額経費にできる特例もあります(300万円まで)。 また、一定の期間内に取得価額などの要件を