ここまでルーティングという機能を使ってIPパケットを宛先まで届ける動作 を説明してきました。 ルーティングはIPパケットの宛先IPアドレスをチェックして次の宛先を決定 します。 さて、ではこのIPパケットって何なのでしょう? パケットの中身には何があるの? そこで今回はちょっとIPパケットの中身を覗いてみましょう。 IPを基にしたネットワークでは、データを“パケット”と呼ぶ固まりに格納 します。 そしてこのIPパケットは大きく分けてIPヘッダ(IP Header)とIPデータ(IP Data) の2つに分けることが出来ます。 このうちIPヘッダの中にIPの情報が全て格納されています。 それでは今度はIPヘッダの中身を見てみましょう。 ちなみにヘッダについては以前説明しましたが、忘れちゃったよぉという方は 以下のURLの「データのカプセル化」を読んでくださいね。 【データの流れ】 IPヘッダ
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