確かに直近家計貯蓄率がジャンプしているのがわかります。 家計貯蓄率のイメージといえば、「アメリカ人=貯蓄なし、稼いだ分だけ消費するキリギリス」、「日本人=貯蓄好きのアリ」というイメージが刷り込まれていますが、それってほんと?と疑問に思ったので調べてみたら非常に面白いレポートがありましたので、ご紹介します。 ”米国家計貯蓄率の行方” 2003年にみずほ総研の方が書かれたレポートですが、今でも十分に同じ状況(!)で大変参考になるので皆様ご一読を。 そもそも貯蓄率は、収入から税金などを引いた可処分所得から、消費を差し引いたものが貯蓄率として定義されていますが、上記レポートでは、 ・アメリカ人の家計で貯蓄率がマイナスになったりするのはテクニカルに問題があるため。投資のキャピタルゲインを収入に計上しない上にキャピタルゲイン課税は消費に含まれてしまうため、株式投資などでキャピタルゲインが多いとマイナス