ロジスティクス韓進海運が経営破綻したことを受け、同社を含む5社でCKYHEアライアンスを組む川崎汽船は5日、自社の引受貨物が韓進海運の船舶に積載されているものの、入港が拒否されるなど大きな影響が生じていることを明らかにした。 CKYHEアライアンスには現在、コスコン、川崎汽船、陽明海運、韓進海運、エバーグリーンの5社が加盟し、アジア・北米間の東西航路で協調配船している。 LOGISTICS TODAYの取材に対し、同社は目下の状況について「韓進海運の船舶が入港できない状態になっている」と説明。すでに韓進関連の予約(ブッキング)は停止しているが、すでに引き受けているものもあり、韓進のコンテナ船に自社引受貨物が積載されていることを認めた。 これらの貨物は現状、港に入れず海上にとどまっていることとなるが、荷主への対応について川崎汽船は「当社が何かできる性質のものではない」とし、状況説明に負われて