巨人の新外国人が突然の退団だ。球団は18日、ホセ・ガルシア外野手(23)に対し、契約解除を通告。同日、ウエーバー公示の手続きを申請したと発表した。入団当初は球団内でも評価が高く、日本で才能が花開くことを期待されていた“キューバの打点王”。わずか4か月でチームを去ることになった裏には、いったいどんな事情があったのか――。 キューバ国内リーグで打点王にも輝いたガルシアは、同国代表の未来を担う逸材との触れ込みで、今年4月に入団したばかりだった。異例のスピード退団となったことについて、中日戦前にナゴヤドームで取材に応じた堤GMは「編成上の理由。来年の戦力には入れない方向で考えたとき、彼に残り試合の打席や出場機会を割り振るのであれば、日本人の若い選手に出場機会を割り振ったほうがいい」と説明した。 入団した当初、ガルシアは川相三軍監督ら現場サイドの評価も上々で、6月に早々と一軍昇格を果たした。しかし、