安倍晋三首相との首脳会談をかたくなに拒んできた、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がとうとうひざを屈した。24日からオランダで開かれる核安全保障サミットに合わせ、日米韓首脳会談に応じる可能性が高まったと、聯合ニュースが報じた。米政府や韓国世論が会談実現を求めるなか、何かと理由を付けて会談を回避し、日本に理不尽な要求を突き付けてきた「ゴネ朴」もさすがに万事休すとなった。 「韓日首脳会談の開催は難しいが、米国の韓日和解の要請や日本の誠意ある態度などを勘案すると、韓米日首脳会談の開催は可能だ」 聯合ニュースは19日、韓国消息筋の話を引用し、会談実現の可能性が「非常に高い」とした。伏線はあった。 安倍首相は14日の参院予算委員会で、慰安婦問題をめぐる「河野洋平官房長官談話」について「安倍内閣で見直すことは考えていない」と答弁した。12日に訪韓した外務省の斎木昭隆事務次官も、慰安婦問題に関する局長級協