2000年代初め頃から活発になった東京の都市再生プロジェクト。その8割は東京駅など山手線の「東」に集中してきた。だが、渋谷や新宿など「西」のエリアも反転攻勢に出始めた。東急グループが大型再開発を仕掛ける渋谷に続くのは新宿だ。20年に新宿駅の東西自由通路が開通するのをにらみ、都庁があるオフィス街の西新宿と繁華街の歌舞伎町などをつなぐ「大新宿構想」が動き出す。【関連記事】新宿駅西口に大規模オフィス 明治安田生命が再開発へJR新宿駅デッキ直結の複合ビル 三菱地所・日本製粉新宿中央公園、防災拠点化の兆し 周辺開発が加速「西新宿の高層ビル群をデッキで結べないか」――。今からおよそ10年前。住友不動産の首脳はこんな構想を打ち出した。背景にあったのは危機感だ。当時、大型再開発が実を結び始めた丸の内や六本木。一方で1960~80年代に開発が進んだ大手の不動産や生保、損保の超高層ビルが林立した副都心の西新宿
名称が「渋谷リバーストリート」に決まった遊歩道。写真奥の左は「渋谷ストリーム」、その右には建設中の「渋谷スクランブルスクエア東棟」 東急東横線の代官山駅-渋谷駅間の地下化(2013年3月)に伴い、旧ホームと高架橋を解体し生まれた、渋谷~代官山エリアをつなぐ南北に伸びる細長い用地の再開発で生まれた遊歩道。官民連携で再生された二級河川「渋谷川」に沿い約600メートルにわたって整備され、遊歩道の先には、保育所やホテルなどが入る複合施設「渋谷ブリッジ」も開業した。 東急電鉄と東横線隣接街区の権利者が主体となり進めてきた駅南エリアの一連の再開発では、これまで国道246号線で地域が分断されアクセスが不便だったことや、旧東横線の高架橋の影響で薄暗かった印象の川沿いの環境も一変。それぞれ橋を中心に整備された2つの広場「稲荷橋広場」「金王橋広場」も供用を始め、にぎわいや「良好な水辺空間」の創出を目指し、渋谷
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)では、日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間に建設中の新駅の名称を「虎ノ門ヒルズ(とらのもんひるず)駅」に決定したことをお知らせいたします。 この駅は、「まちと一体となった新たな駅」を目指して整備が進められており、最終完成時には 周辺再開発事業において整備される建物((仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー)等と新駅がつながることもふまえ、お客様に「より明確でわかりやすく」、「まちと一体となった新たな駅」に相応しい名称として「虎ノ門ヒルズ駅」としました。 また、「虎ノ門ヒルズ駅」は銀座線虎ノ門駅との乗換駅となります。今後、ますます発展が期待される当地区へお出かけの際は、是非東京メトロをご利用ください。 1 開業時期 2020年供用開始(※) 2022年度最終完成予定 ※東京2020オリンピック・パラリンピック競技大
今年も残すところあと1ヶ月と少し。そろそろ忘年会を意識しはじめる人や年末にむけて仕事が増えるという人が多いはずだ。 そこで気になるのは最終電車の時間だ。最終電車を逃せば家に帰るのにはタクシーとなり、懐が痛むという人も少なくないだろう。そのため皆最終電車には必死に乗り込もうとし、年末の深夜帯の電車は大混雑する。 しかし最終電車のあとに実は帰宅できるかもしれない「深夜バス」をご存じの方はどれほどいるだろうか。
途中をターザントレイルで結ぶと、きっと都内最長の周回コース 緑道。用水路にフタをしたもの、細長い公園、河川敷遊歩道など、自治体によって定義は異なるけれど、東京・世田谷のそれはともに目黒川の支流であった北沢川と烏山川を暗渠化し、遊歩道あるいは公園にしたものだ。三宿2丁目が東の端の合流点・分岐点、それぞれ800mくらいの間隔をもって平行に北西に進んでいる。上を行くのが北沢川緑道(下マップ赤色)、南が烏山川緑道(緑色)だ。 世田谷緑道17kmコースマップ ループコースなのでどこを始点終点にしてもよし。また、緑道とはいえ区間によっては自転車も通行するので注意。車道を横断するときには必ず一時停止を。あ、緑道は商店街から離れていることが多い、コンビニを見つけたいならそれぞれの駅へ。 東の端の三宿には立派な案内があるのに、それぞれ北西の端に明確なサインは存在しない。北沢川緑道の北西の端は赤堤3丁目あたり
「東京 2020 オリンピック・パラリンピック」の後、東京・晴海に建設中の選手村がマンションや商業施設などで構成される巨大な街「HARUMI FLAG」になる。2018年10月31日(水)、「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」発表会にて開発コンセプト・ビジョン・名称が明らかになった。 5632戸を分譲住宅・賃貸住宅に アツいドラマが繰り広げられる裏で、主役たる選手たちのオアシスとなる選手村。そんな舞台が、なんと開催後にマンションとして住めるようになる! しかも技術の粋を尽くした巨大な街になるという。その名も「HARUMI FLAG」。 約13ヘクタールの広大な土地に5つの街区で構成され、5632戸の分譲住宅・賃貸住宅と商業施設の合計で24棟が建築されるほか、保育施設、介護住宅などを整備。人口約12000人になる予定とのこと。その内容は? 「HARUMI FLAG」4つのテーマ この新
春には桜が街を彩り、常連客らが話に花を咲かせる大衆居酒屋、ジャズ喫茶や楽器店から流れてくる音楽――渋谷エリアの中でも、「昭和」の面影をそこここに残す桜丘町で、これまで数十年にわたり客を出迎えてきた多くの店が10月いっぱいで、その歴史に幕を閉じる。 同エリアでは今後、ビルの取り壊しが進み、大規模再開発に向け大きくかじが切られる。消えゆく街の「記憶」を写真と共に特集する。 古い街並みが残る渋谷の「ガラパゴス」 老舗氷店「高野商店」はこの地で70年 国道246号(以下、246)に架かる歩道橋を渡ると広がる桜丘町には、道玄坂やセンター街周辺など華やかなイメージのある渋谷の側面とは異なる昔ながらの風情が漂う。流行発信地や若者の街としてもにぎわってきた渋谷の中で、昭和を感じさせる古い街並みが残されてきた背景には、交通量も多い幹線道路が駅と街を分断してきた立地の影響が大きい。 渋谷駅西口歩道橋から見た桜
ニュース 東急「グッチョイクーポン」が「2018年度グッドデザイン賞」受賞 スマホ専用アプリを使用するオフピーク通勤の動機付けが、2020年にむけた公共交通混雑のモビリティマネジメントとして評価されました 「グッチョイクーポン」は「東急線アプリ」を所持した上で、指定時間までに指定の駅や、サテライトシェアオフィス「NewWork」などのポイント付与対象スポットを利用し、オフピーク通勤をしたユーザーに、クーポンへの引き換えや抽選に応募できるポイントがアプリ内で付与されるキャンペーンです。 「グッチョイ」とは「良い選択」という意味の「Good Choice」の短縮形、東急が提供する早朝時間帯の多様な選択肢の中から、ユーザー自身が「最適なチョイス」を選びとることを目指して命名されました。 現在は【東急線アプリ「グッチョイクーポン」第6弾】 《配布実施期間》 2018年10月1日(月)~12月30日
東京オリンピック・パラリンピックの大会経費について、国の負担額は1500億円と試算されていますが、国が大会の関連施策に支出した費用はすでに8000億円余りにのぼることが会計検査院の調べでわかりました。 今後も多額の支出が見込まれるとして、国民の理解を得るために経費の全体像を示すよう求めています。 2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会経費は、組織委員会が公表した試算で、あわせて1兆3500億円となり、組織委員会と東京都が6000億円ずつ、国が1500億円を負担するとされています。 組織委員会の試算は大会経費の全体を対象にしたものではなく、経費の基準も公表されていないため、会計検査院は、国の支出がどのようになっているかを詳しく調べました。 その結果、昨年度までの5年間に、大会の関連施策として14の省などの286の事業が行われ、あわせて8011億円余りが支出されていたということです。
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