先日開催されたCEATEC Japan 2007にて、東芝がRubyを使って構築した家電向けのGUIをCell上で動かすデモを行ったそうです(Tech-On!の記事)。現在デジタル家電などで利用されている数百MHz程度のプロセッサでは、Rubyを使ってUIを構築した場合は満足な動作速度を期待できないが、東芝がデジタルテレビ等への普及を狙うCellならば満足の行く動作速度を得られ、かつRubyの生産性の高さというメリットも享受できるということのようです。東芝幹部による「2009年にCell搭載テレビを商品化したい」との話もあるので、そう遠くない未来にこの技術を使って作られた製品が入手できる様になるかもしれません。また、同展示にはまつもとゆきひろ氏も視察に来られたとの事です。 少し前のPCの性能を越える、GHzオーバーのプロセッサや1GBを越えるメモリなどを家電に大したコストを掛けずに追加でき