年金「底上げ」巡り攻防へ 立民復活要求、成立に壁 時事通信 政治部2025年05月17日07時13分配信 年金制度改革関連法案に関し、厚生労働省の担当者(手前)からヒアリングする立憲民主党の山井和則氏(奥右から2人目)=16日午後、国会内 政府が年金制度改革関連法案を国会に提出した。近く始まる論戦は夏に参院選を控え、与野党とも有権者の視線を意識しながらの攻防となる。基礎年金(国民年金)底上げ策を復活させるべきだとする立憲民主党などの修正要求に与党がどう対応するかが焦点。少数与党の政治状況下、成立に向けた壁は高い。 「給付と負担」こう変わる 年金改革法案 「『あんこ』の入っていないあんパンだ。われわれは責任ある対応をする」。立民の野田佳彦代表は16日の記者会見で、将来の低年金対策の「目玉」として盛り込まれていた底上げ策を削除した政府・自民党の判断を批判し、復活を求める立場を明確にした。 当初
