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ブックマーク / tkido.com (15)

  • 人はヘッド完全な形のアジア人パレスチナシリアを平らにしました

    Google IMEってないの? 神は細部に宿り給う  とか言ってたが、当になった。 Google 日本語入力 - ダウンロード Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力  私のATOKお金と期間をかけてガチガチにカスタマイズされているので、すぐに乗り換える気にはならない*1が、将来的にはATOKもほぼ確実に駆逐されてしまいそうな予感がする。  とりあえず現在の素の状態でも、MS-IMEよりは万倍いい。MS-IMEを使っていて、ATOKを買うのを渋っている人はぜひとも導入すべき。  web上の情報から候補を作っているためか「ただしい」と入力したところで「ただしイケメンに限る」が第1候補としてサジェストされるとか、かなりカオスなことも起きる。一般の人までこれを使うようになると、言語環境的にも面白いことになりそうだ。 *1:辞書と統合されて

    h-hirai
    h-hirai 2011/06/08
    ほんとになんだろ、これ?
  • 「俺には涙を流せないが」という日本語は何かおかしい気がする

    Minecraftをプレイしながら、BGMとしてテレビの『ターミネーター2』を流していたら、最後の方のあるセリフだけが妙に意識に引っかかった。 人間がなぜ泣くのかわかった、俺には涙を流せないが の、 俺には涙を流せないが という部分だ。 俺には涙を流せないが △ は、どうしても日語として何かおかしいように感じる。おかしくないように置き換えるなら、 俺には涙を流すことはできないが ○ だろうか。 俺には涙は流せないが ○ 俺は涙を流せないが ○ 俺は涙は流せないが ○ でも、微妙なニュアンスの違いはあっても、おかしくはない。 俺には涙を流せないが △ 俺には人を殺せないが △ 俺には涙を流すことはできないが ○ 俺には人を殺すことはできないが ○ という具合に、話題を変えても結果は変わらないので、意味的なものというよりは、文法的なもののように思われる。しかし、どうしてもきっちりした説明はで

  • 山森亮『ベーシック・インカム入門』

    ベーシック・インカムの話は最近よく聞くが、ほとんど聞き流していた。としてはこれが最初。私の第1感は「理念は素晴らしいかもしれんがなんかおかしい」というものだ。 「働かざる者うべからず」という考え方を批判*1する時は、働かずにっている金持ちの家に生まれた人間のことにちゃんと言及しているのに、働くことへのインセンティブを削ぐのではないかという疑問*2には、 ベーシック・インカムに対する答えられるべき疑問として、無条件の所得給付は労働意欲を減退させるのではないか、という疑問をあげ、フロムは以下のように回答する。現行の世の中の仕組みは、飢餓への恐怖を煽って(一部のお金持ちを除き)「強制労働」に従事させるシステムである。こうした状況下では、人間は仕事から逃れようとしがちである。しかし一度仕事への強制や脅迫がなくなれば、「何もしないことを望むのは少数の病人だけになるだろう」という。働くことよりも

    h-hirai
    h-hirai 2010/12/12
    なんとなくよさげなんじゃないかとこれまで思ってたんだけど、「結論から仮定して、ベーシック・インカムはよい制度だったとしよう。」以降。こーゆー考え方はなかったなー。きちんと調べて考え直すべきかー。
  • デイビッド・J・リンデン『つぎはぎだらけの脳と心―脳の進化は、いかに愛、記憶、夢、神をもたらしたのか?』

    h-hirai
    h-hirai 2010/09/15
    おもしろそう
  • ソーシャルゲームは誇示的消費を考慮に入れた新しい人間性ハックだ

    shorebirdさんのところで『Spent.』の連載やってるからか、誰かがグリーやモバゲーを下流いと揶揄して物議を醸した話に関連して、考えてみたくなった。 妄想の翼広げて 人生MMORPG・麻薬・ライフハック 上記エントリの続きでもある。この時の要点は、MMORPGのようなゲームが、一種の人間性ハックになっているということだった。 あの時代にはまだ、現在ソーシャルゲームと呼ばれているものはなかったが、現在のアイテム課金を主な収入源とするゲームは、こうした MMO の時代のノウハウをさらに洗練させたものだろう。 そもそも人間は何のために消費をするのか、ということで、わりと見過ごされて来たのは“見せびらかすため”という部分。 アイテム課金というのはこの視点抜きでは、ありえない。例えば、1人用ファミコンRPGのアイテム課金に何十万円もつぎ込む、というシチュエーションを想像すれば、それがどん

  • みんな進化論を絶対視しすぎじゃないかな

    マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』 元より長くなってしまったが、上記エントリに対する補足。 はてなブックマークのコメントなどで、あまり予想していなかった反応がいくつかあった。そのほとんどは「ちょうど進化論以前の生物分類学のようなものになる」という部分を、過度に否定的な意味に受け取った結果と思われる。 進化論ほど広く受容され使用されている理論には、権威が伴う。最近ニセ科学の文脈で創造論・ID論との戦いがよく話題になることもそれを強化しているかもしれない。 とにかく「進化論」とか「進化○○学」と言っただけで、 「進化論こそ科学の中の科学! それ以前の奴なんて何も知らなかったバカ! 無視する奴は現実を受け入れられないグズ! 逆らう奴は頭のおかしい宗教キチ○イ!」 というような台詞が、バックグラウンドに流れているように聞こえてしまうのだ。 もちろん、

    h-hirai
    h-hirai 2010/06/24
    それまでの集大成としての新しいフレームワーク
  • クリス・ヘッジズ『本当の戦争―すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄』

    こういう「冷静な頭と温かい心」的な感じは好き。そでより。 戦場特派員として、15年にわたり、中南米、アフリカ、中東、バルカン半島など、世界中の紛争地をかけめぐって報道してきた前線記者が、豊かな経験を活かし、戦争とはなにかをQ&A方式で事細かに示したのが書である。 現代の強力な武器や爆発物が、命を奪うだけでなく、人間にどんな傷を残すのか。現役の兵士や退役軍人、さらには医師、心理学者などに取材を重ねて、できるかぎり現実の戦争の状況をダイレクトに伝える内容になっている。戦争終了後も、戦闘員や民間人たちは、肉体的・精神的に深い傷を負って一生苦しむ、それらは目に見えない傷である場合も多い。 戦争を知ることは、われわれの暴力性・残虐性と向き合うことである。私たちは戦争にまつわるロマンティックなイメージを信じ込むのではなく、そこで起きていることの真実を知る必要がある。それは自分たちが戦場に送り込む者た

    h-hirai
    h-hirai 2010/03/07
    む、こりゃ読まにゃならんかな。「私たちは戦争がもたらすものを知らなければならない。それを怖れなければならない。」
  • ベルンド・ハインリッチ『人はなぜ走るのか』

    当たり前だと思うかもしれないが、人間はマラソンができる。誰でもというわけではないにしても、鍛えれば42.195キロ以上走ることができる。 そんなことができる類人猿は、人間以外にはいない。人間は投擲力に優れているという話は前にもあったたが、持久走力も大変優れているのだ。 ところが「人間は精神的に優れた動物であり、代わりに肉体は貧弱で非効率的である」という根拠のない伝統的偏見が根強く、なかなかそのような事実は意識されていない。 仮に科学が、もっと自分たちの肉体の素晴らしさを強調するような文化の影響の下に進んでいたら、このあたりの歴史はかなり違っていたのではないかと思われる。 この持久走力は、狩猟への適応であると思われる。狩られる者としての適応をもっと重視すべきという意見(参考)を考慮に入れたとしても、現生人類が高度な適応を遂げた狩猟者であることは変わらない。 長時間追跡する狩りをすることが、将

    h-hirai
    h-hirai 2010/01/11
    動物持久走ランキングとか作ったらどうなるんだろう? 馬とか牛の仲間って、延々走ってるイメージあるけど。
  • アルフレッド・W. クロスビー『飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで』

    人間は自分達ホモ・サピエンスの長所を精神に求めることに慣れており、動物と身体能力を比較するときは、負けることを好む。 「俺たち人間はこんなに脆弱な肉体しか持たないのに地上を征服した。だから万物の霊長なんだぜい。イェイ!」と思うと気分がよいのだ。 そのためか、人間の身体能力のうち圧倒的に優越しているものがあることをほとんど忘れている。それは投擲力。ものを放り投げる力。 投石は初期人類にとって重要な武器だった。人類はそれを可能にする肩の構造と手を離すタイミングを判断する脳を、かつてブラキエーション*1を行っていた祖先から受け継いだ。 投射の技術は火と結びついて最初期のテクノロジーとなり、やがては人類を月に到達させるまでになる……というお話。 すでによくある話と言えなくもないが、類似のよりまとめ方というか一筋の通し方がうまいと思う。こういうが好きな人にも、今まで興味がなかった人にもおすすめ

    h-hirai
    h-hirai 2010/01/11
    あり? ぶくましてなかったっけ。
  • RPGにおける鍵・関所構造といわゆる自由度の関係

    『RPGの自由度』は一般的に使われている表現である。それは確かに感じ取ることができるが、表現することは難しい。 しかし、自由度はRPGの骨組みである『鍵と関所の関係』*1と密接な関わりがあり、鍵と関所の論理構造を図示することで「自由度」を目に見ることができるようになる。 そこで誰もが知っている超有名タイトル、 『ドラゴンクエスト3』 『ファイナルファンタジー3』 を例にとって説明してみよう。もちろんネタバレが含まれるので注意。 まずはドラクエ3から。長方形で表されているのが主人公の行動範囲を制限している要素(関所)、楕円で表されているのが関所を通るために必要とされるアイテムやクリアすべきイベント(鍵)である。 まずドラクエ3は母親に強制的に城まで案内される。アリアハン王に会うまでは母親が城の前で通せんぼしている。これは旅の目的を教わりお金とアイテムを支給されないうちに出てしまわないようにす

  • Google日本語変換

    Google IMEってないの? 神は細部に宿り給う とか言ってたが、当になった。 Google 日本語入力 – ダウンロード Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力Google 日本語入力 私のATOKお金と期間をかけてガチガチにカスタマイズされているので、すぐに乗り換える気にはならない*1が、将来的にはATOKもほぼ確実に駆逐されてしまいそうな予感がする。 とりあえず現在の素の状態でも、MS-IMEよりは万倍いい。MS-IMEを使っていて、ATOKを買うのを渋っている人はぜひとも導入すべき。 web上の情報から候補を作っているためか「ただしい」と入力したところで「ただしイケメンに限る」が第1候補としてサジェストされるとか、かなりカオスなことも起きる。一般の人までこれを使うようになると、言語環境的にも面白いことになりそうだ。

    h-hirai
    h-hirai 2009/12/04
    「web上の情報から候補を作っているためか「ただしい」と入力したところで「ただしイケメンに限る」が第1候補としてサジェストされるとか、かなりカオスなことも起きる。」えーw
  • E.F.ロフタス K.ケッチャム『抑圧された記憶の神話―偽りの性的虐待の記憶をめぐって』

    ひいいいいいいい!!! 怖い怖い怖いうぎゃああああ! ホラー小説でもこんな怖いは滅多にない。事実は小説より怖いナリ。ああああ怖さを紛らわそうとするあまり思わずコロ助口調になってしまったナリよ! 出っ張ったものは何でも男性器の象徴・引っ込んだものは何でも女性器の象徴にしてしまい、何でも幼少期のトラウマで説明してしまう傾向のあったフロイト。 その流れを汲む心理学は、1980年代から1990年代にかけて抑圧された記憶という考え方を用いて、 「もしもしカウンセラーです。なになに? 自分に自信がない? それは子供の頃父親に性的虐待を受けたせいではありませんか? 違う? なぜそう思います? 記憶にない? いえいえ記憶の抑圧という現象があるのです。記憶がないのは虐待がなかった証拠ではありません。とても酷い虐待の証拠かもしれません。当に思い出せませんか? そうですか。すでに記憶を回復した患者たちのグル

    h-hirai
    h-hirai 2009/07/13
    仮定の話じゃなくて実話? 怖すぎ/「何より一番怖いのは、本当に悪意を持って行動している奴は誰一人としていないということだ。実際の魔女狩りだって、きっとそうだったのだ」
  • 「準児童ポルノ」違法化キャンペーン 神は細部に宿り給う

    とかなんという話で盛り上がっているそうで。 アニメ・漫画ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同 – ITmedia News 小寺信良:「児童ポルノ法改正」に潜む危険 (1/3) – ITmedia +D LifeStyle MIAU :「準児童ポルノ」に関する公開質問 あまり時間を割けないので例によって『表現の自由を脅すもの』からの引用でお茶を濁す。当に人間の性というのはいつでもどこでも変わらないもんだなあ。 アメリカには、どこの国とも同じように、極端にお堅い人達が常に存在した。そうした人達のことをH・L・メンケンはピューリタン――「誰かが、何処かで幸せにしているかも知れないという絶えざる恐れ」に駆られている人達――だとあざ笑った。彼らの好きな攻撃目標は、ポルノであって、神様や、後には、上品さや家庭的価値などを持ちだしてこれをやっつけた。創造論者

  • エドワード・ルース『インド 厄介な経済大国』

    ありがちな駄みたいな邦題が非常にもったいないインド。原題は“IN SPITE OF THE GODS – The Strange Rise of Modern India”。『神々をものともせず―現代インドの奇妙な隆盛』という程度の意味合い。 タイトルから連想されるようにインドという名称につきまとう神秘的なイメージにばかり着目する傾向――それは西洋人だけではなくインド人自身にさえも見られる――を批判し、現代インドを正確に描き出そうとしている。 途中で「インドの首相ってそんなに暗殺されてたっけ?」と思ったり、インドに関する知識が全然なかったことがはっきりわかって面白かった。随所で出てくる中国との比較も興味深い。 第一章 グローバル化と中世の生活 インドの分裂した経済 第二章 ブッラ・サーヒブ どこまでも伸びる国家の長い触手 第三章 社会的公正を求めて 下位カーストの台頭 第四章 想像上の

  • ジョー・マーチャント『アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ』

    『生と死の自然史―進化を統べる酸素』の続編に当たる。 真核生物とミトコンドリアの進化的起源 老化とフリーラジカルとミトコンドリアとの関わり 内温性(温血)生物のスケーリング則  など。前著からわずかの期間にも次々と知見がアップデートされている感があってとてもエキサイティングだ。老化に関しては統一的に予防や治療ができるようになる可能性が十分あるのは確からしい。現在のところは、 頭や体をよく使うようにすればするほど老化は遅れる  という経験的には当たり前のことが、なぜ当たり前なのかということがようやくわかってきたというところだろう。細胞自体が一生更新されない脳や筋肉を適度に働かせてなぜ効果があるのかというと、要はミトコンドリアに盛んな分裂≒淘汰を促して損傷をカバーすることになるからのようだ。  こちらも十分面白かったのでおすすめだが、細胞生物学の知識が多少ないと読みづらいのと、話の広がり的に

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