チベット独立反対デモに、反仏カルフールデモ、さかのぼれば反日デモも日本人には印象深いところだが、オリンピックイヤーの現在、中国のデモに世界中から注目が集まっている。報道やネットの情報を総合すると、どうやら携帯電話のショートメールやインターネットの掲示板を通じて、不特定多数にデモを呼びかけているようだ。また、中国の掲示板の反応を報道する日本のニュース記事も登場している。 現在の愛国運動にネットが一役買っているとして、どのような中国人が利用しているのか、コメントの信憑性はどの程度あるのかなどを、現在、そして過去の事例から考えていきたい。 なお、以下では中国のネット事情をまったく知らない人にもこの記事を読んでわかっていただけるように書いている。筆者の連載を読んでいただいている読者の方には、説明がくどいと思われる部分もあるかもしれないが、ご了承いただきたい。 4月26日の長野の聖火リレーの状況によ
「Network Security Forum 2005」では1日、独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)の情報セキュリティ研究センターで主任研究員を務める高木浩光氏が、「安全なWeb利用の鉄則 ~消費者に今伝えるべき本当のこと~」と題した講演を行なった。講演では、サイトの利用者が行なうべき最低限の安全確認手順を提示し、サービス提供者側に求められる正しいサイト設計のあり方を示した。 ● 本当に伝えるべきことを誰も伝えていない 高木氏は、消費者が安全にWebを利用する方法について「本当に伝えるべきことを誰も伝えていない」として、セキュリティベンダーやマスコミ、行政などが消費者に対して正しい情報を伝えていないと訴えた。 そうした例として、高木氏は内閣官房や総務省などが7月に発表した「夏休み期間における情報セキュリティにかかる注意喚起」を挙げ、問題点を指摘。「フィッシングやスパイウェアの『被害
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