東京都教育委員会は、不登校や日本語が不自由な外国人の子供らの学習やコミュニケーションの場として、インターネット上に学校を模した仮想空間を設置するシステムを開発した。2023年度から希望する区市町村に順次提供していく。 東京都教育委員会は、不登校や日本語が不自由な外国人の子供らの学習やコミュニケーションの場として、インターネット上に学校を模した仮想空間を設置するシステムを開発した。現実世界の登校には抵抗感を覚えたり、距離が遠くて登校が困難だったりしても、仮想空間ならば気軽なアクセスが期待できる仕組みとして注目を集めている。2023年度から希望する区市町村に順次提供していく計画で、まずは新宿区が1月から実際に子供を受け入れて運用する。 アバター操り“登校” 「不登校児らにとっては(現実世界での)登校は困難でも、こちらでは心理的な負担が少ない。社会や周囲との接点の一つとなってほしい」。こう話すの