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ブックマーク / manba.co.jp (6)

  • 嶺岸信明インタビュー(前編):麻雀漫画単行本冊数日本一になる漫画家の麻雀原体験 | マンバ通信

    デビューしてから約40年。麻雀漫画史上空前の大河連載作品『天牌』を筆頭とした、麻雀漫画単行冊数日一(当然世界一でもあります)の漫画家であり、麻雀以外でも、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞映画の原作にしてアイズナー賞も受賞した『オールド・ボーイ ルーズ戦記』(原作:土屋ガロン(狩撫麻礼))など数多くの作品を発表してきた嶺岸信明氏。青柳裕介氏のアシスタント時代から 『週刊漫画ゴラク』で現在連載中の『オーラス-裏道の柳-』まで、ゴラクの担当編集A氏を交え、じっくりとお話を伺いました。 漫画家デビューのころ ——まずは漫画家を目指されるまでのことからお伺いしたく思います。宮城県のご出身と以前仰っていましたが。 嶺岸 そうです。加美町っていうところです。『ぼのぼの』のいがらしみきおさんが同じ加美町出身ですね。 ——昔の、「日漫画学院」のリレーインタビューに「矢口高雄さんや石井いさみさんの作品を模

    嶺岸信明インタビュー(前編):麻雀漫画単行本冊数日本一になる漫画家の麻雀原体験 | マンバ通信
    hachi
    hachi 2024/06/24
  • あまり語られないタイプの漫画家による自伝漫画の面白さ—伊賀和洋『劇画の神様 さいとう・たかをと小池一夫の時代』 | マンバ通信

    世の中には漫画家の自伝的漫画というものが結構あります。以前にこの連載で紹介した矢口高雄『9で割れ!!』などもその一つですね。年、その系譜の中に新たな一作が生まれました。それが今回紹介する伊賀和洋『劇画の神様~さいとう・たかをと小池一夫の時代~』です。 『劇画の神様~さいとう・たかをと小池一夫の時代~』 伊賀和洋(旧ペンネームは一洋)……といっても、知らないという方も少なからずいるのではないかと思います。デビューしてから72歳の現在まで約50年ずっと現役であるにもかかわらず、Wikipediaにも項目立ってないですし、あまり語られない方です。 なんで語られないかといいますと、代表作は『男弐』『涙弾』(ともに原作:小池一夫)など……というので分かる人には分かると思いますが、小池一夫の会社であるスタジオ・シップに所属していた漫画家で、基的に原作ありの作画専門の人なんですね。漫画家の作家性みた

    あまり語られないタイプの漫画家による自伝漫画の面白さ—伊賀和洋『劇画の神様 さいとう・たかをと小池一夫の時代』 | マンバ通信
    hachi
    hachi 2024/06/24
    登場する漫画家たちが1人として似てない、というより似せようという意識がカケラもない…
  • 鳥山明さんのいなくなった日3【夏目房之介のマンガ与太話 その30】 | マンバ通信

    鳥山明は、縦の間白(コマとコマの間)より横の間白を広くとり読みやすくする工夫など、先鋭的な作品ではむしろダサく見えてしまう表現上の更新もしている。が、それが典型的に示すように、新しい革新的な表現に注目しがちな批評言説からは注目されにくい作風である。けれど、彼は間違いなくジャンプ最盛期の牽引役で、その後のジャンプ路線のシンボルだった。のちにジャンプを支える『NARUTO』の岸斉史、『ワンピース』の尾田栄一郎ら、多くのジャンプ作家に影響を与えた。いわば読者を育て、そこから作家を生み出したのである。いいかえると、彼はジャンプの基準、範例のようにも見なされ、結果「明朝体」のように感じられるようになったのかもしれない。 鳥山明はとてつもない作業量をこなし、しかも締め切りを守った。その理由が、会社員を経験したので、〈原稿が遅れるといろんな人に迷惑がかかる〉*1と思ったからだという。ただ、絵を描くのが

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    hachi
    hachi 2024/06/01
  • 『谷口ジロー 描くよろこび』刊行記念イベント 久住昌之×竹中直人 「ぼくたちと谷口ジロー」 | マンバ通信

    写真:ただ(ゆかい) 昨年10月、谷口ジローの魅力に迫る一冊『谷口ジロー 描くよろこび』が平凡社より刊行されました。 刊行を記念し、トークイベント「ぼくたちと谷口ジロー」を開催。イベントには、マンガ家の久住昌之さんと俳優の竹中直人さんのお二人が登壇し、谷口ジローさんという存在、谷口作品の魅力について語り倒しました。今回、マンバ通信ではそのトークの内容をお届けします。 ※2018年12月26日、下北沢B&Bで行なわれたトークイベントの内容を再構成したものです 竹中さんは早い時期から『かっこいいスキヤキ』を評価してくれていた人 久住 さっき楽屋で谷口さんの話になりそうになると、「やめよう」と言って。 竹中 ここで話さなきゃいけないからね。 久住 そうですね。僕、竹中さんと最初に会ったの、1984年なんです。有楽町マリオンが出来たとき、そこで会いました。 竹中 そこで偶然ってこと? 久住 いや、

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    hachi
    hachi 2021/09/27
  • 職を失ったとき、俺はいつも松本零士『聖凡人伝』を読む | マンバ通信

    『聖凡人伝』 私事ですが、当方このたび、ここ2年くらいメイン収入にしていた職を辞して概ね無職になりました(2年ぶり7回目。まあ書き物の連載が僅かにあるので厳密には無職じゃないですが)。理由は、たぶん対人関係のストレスが原因と思われるうつ病です(「森久保々々もりくぼボボ」とか「3Pトライアドプリムス」とか文中に出てくる下劣なシンデレラガールズ二次創作を書いてるような人間でもうつ病になるときはなるんすよ、マジで)。いやー人間の3大欲求が完全にバカになってしまいまして、特に欲がヤバいことに。腹がなんか全然減らないし、何かべようと駅前に出ても何をべるか決められなくてそのまま帰ってしまったりするし、何をべても吐きそうになるので「べろ! 死ぬんだぞ!(バンバン)」と無理やり飲み込んだりしなきゃいかんしという生活をしてたら、運動もろくにしてないのに半年で体重が10kg以上減って、誰かと闘ってる

    職を失ったとき、俺はいつも松本零士『聖凡人伝』を読む | マンバ通信
    hachi
    hachi 2021/07/02
  • 「オレたち何を見せられてるんだ!?」が氷解する頃には、きっと『古代戦士ハニワット』にハマっているに違いなく… | マンバ通信

    「オレたち何を見せられてるんだ!?」が氷解する頃には、きっと『古代戦士ハニワット』にハマっているに違いなく… 先日、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』監督の庵野秀明が『プロフェッショナル仕事の流儀』でこう言っていた。 「謎に包まれたものを喜ぶ人が少なくなってきている」 「謎に包まれた作品=面白い」とは限らないとしても、早い段階で「これは確実に面白さのある作品ですよ」とわかりやすく提示されないと、ついていくことをあきらめる人が増えている……というのは体感的にも納得できる。 その流れでいうと、『古代戦士ハニワット』は時代に逆行したマンガなのかもしれない。なにせ第1話を読んだ時点では「でっかいクエスチョンマーク」が浮かぶだけなのだから。 このタイトルと表紙を見た人はまず、「埴輪をモチーフにしたヒーロー物なんだな」と予想するだろう。その予想は間違いではない。しかし。 『ハニワット』は、土偶のような物

    「オレたち何を見せられてるんだ!?」が氷解する頃には、きっと『古代戦士ハニワット』にハマっているに違いなく… | マンバ通信
    hachi
    hachi 2021/04/17
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