10月6日の記事では,薄給で死ぬほど働かされている「スーパー・ブラック」就業者の比率を出したのですが,今回は,その逆の側面の量を測ってみようと思います。法定の就業時間で,フツーの収入を得ている者の比率です。ブラックの対語をとって,ホワイト就業率ということにします。 就業時間と収入という点から,ホワイトな働き方をしている者を割り出したいのですが,その基準をどうしたものでしょう。まず就業時間については,年間300日未満・週43時間未満とします。これだと最大でも,月25日,週6日,1日あたり7~8時間の就業ということになります。ちなみに,労基法が定める1日あたりの労働時間の上限は8時間です。 もっといい基準があるだろうといわれるかもしれませんが,『就業構造基本調査』の就業時間のカテゴリーを勘案して,ひとまずこの基準を据えようと思います。 次に収入ですが,こちらは年収500万円以上としましょう。フ
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