河北新報 東北のニュース／議論なき解体に批判 南三陸防災庁舎 町が初の遺族説明会

議論なき解体に批判 南三陸防災庁舎 町が初の遺族説明会 防災対策庁舎解体についての説明会の開始を待つ遺族 東日本大震災の津波で４３人が犠牲になった宮城県南三陸町の防災対策庁舎の解体決定について、町は１４日、遺族への説明会を町役場で開いた。町職員以外の犠牲者を含めた全遺族に対する説明会は初めて。「全体で話し合う場をもっと早く設けるべきだった」。遺族からは町の対応を疑問視する声が上がったが、町は解体の方針は変えない姿勢を示した。 説明会は非公開で開かれ、約３５分間で終了した。町によると、遺族は約２０家族、合わせて約４０人が出席した。 佐藤仁町長が、復興事業への影響や長期的な財政負担への懸念などから庁舎解体を決めたと理由を説明した。 「なぜ当事者を一堂に集めて説明しなかったのか」「解体でも保存でも話し合いの結果で決めてほしかった。納得がいかない」。遺族からは、遺族全体で議論する機会を町が

[Yauchi]

10/16「「なぜ当事者を一堂に集めて説明しなかったのか」「解体でも保存でも話し合いの結果で決めてほしかった。納得がいかない」。遺族からは、遺族全体で議論する機会を設けなかったことへの批判が相次いだという」

[hahnela03]

「なぜ当事者を一堂に集めて説明しなかったのか」「解体でも保存でも話し合いの結果で決めてほしかった。納得がいかない」。遺族からは、遺族全体で議論する機会を町が設けなかったことへの批判が相次いだという。