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ブックマーク / ascii.jp (16)

  • Goならわかるシステムプログラミング

    Goで始める、すこし低レイヤのプログラミング入門。入出力、ネットワーク、メモリなど、現実の世界でプログラムが動くために必要な機能をプログラム言語Goを通して覗いてみよう。OSの機能とは何か、それをプログラミングでどう利用するのか、システムプログラミングの世界をプログラマの視点から眺めていく連載企画。 2017年06月21日 17時00分 プログラミング+ Go言語によるプログラマー視点のシステムプログラミング 第20回 Go言語とコンテナ 連載の最終回。この連載ではプログラムがコンピュータ上で動くときに何が起きているのかをGo言語のコードを通して覗いてきました。今回はその締めくくりとしてコンテナについて紹介します。 2017年06月07日 21時30分 プログラミング+ Go言語によるプログラマー視点のシステムプログラミング 第19回 Go言語のメモリ管理 ソフトウェアにとってメモリは不

    Goならわかるシステムプログラミング
  • Go言語とコンテナ

    長かった連載も今回が最終回です。 この連載では、プログラムがコンピュータ上で動くときに何が起きているのかを、Go言語のコードを通して覗いてきました。 今回は、その締めくくりとして、コンテナについて紹介します。 現在広く利用されているコンテナ技術であるDockerのコアは、Go言語製のlibcontainerというライブラリです。 このライブラリを使って自作のコンテナを仕立ててみます。 今回の原稿にあたっては、仮想化周りでsyohexさんに細かく指摘をいただきました。ありがとうございました。 仮想化 コンテナの話に入る前に、コンテナと目的がよく似た技術である仮想化について説明します。 仮想化は、コンテナよりも先に広く使われるようになった技術ですが、 歴史的にさまざまなソリューションがあり、どのような仕組みか、どのようなメリットがあるか、どのような制約があるか、どこにフォーカスするかで分類の

    Go言語とコンテナ
  • Go言語のメモリ管理

    ソフトウェアにとってメモリは不可欠です。 実行する命令も、メモリにロードしなければ実行できません。 ソースコードに書かれた定数値も、いったんメモリにロードしないと使えません。 関数を呼び出すにも、スタックと呼ばれるメモリ領域が必要です。 スタック以外に、ヒープと呼ばれるメモリ領域が必要なこともあります。 今回は、Go言語のプログラマーが作成するプログラムの下で、どのようにメモリが管理され利用されるかを探ります。 Go言語のメモリ管理というとガベージコレクターの話を思い起こすかもしれませんが、ガベージコレクターについては連載では取り上げません。 メモリ確保の旅 コンピューターに接続されている物理的なメモリチップが、どのような過程を経てプログラムで使われるのか、順番に見ていきましょう。 (1): カーネル 最近のオペレーティングシステムでは複数のプロセスを同時に実行できます。 それらのプロセ

    Go言語のメモリ管理
  • Go言語と並列処理(3)

    前々回は並行・並列の基Go言語の文法、前回はOSスレッドとの違いと、並列処理をサポートする標準ライブラリの紹介をしてきました。 今回は、並行・並列で処理を記述するためのパターンをいくつか紹介します。 さらに、Goによるプログラミングには直接関係しませんが、これまでの説明では登場しない並列処理のモデルとして、GPUのスレッディンングモデルを紹介します。 今回の記事の執筆にあたっては、GPUまわりの部分でエヌビディアジャパンの森野慎也さんにご協力いただきました。 感謝申し上げます。 Goにおける並行・並列処理のパターン集 Goにかぎらず、並列化を導入するとどれだけ効率が改善するかをあらわす数式として有名な、アムダールの法則というものがあります。 Pは並列化できる仕事の割合、Nは並列数です。 ある仕事のうち50%の部分が並列化可能だとすると、Nを無限大にしても(分母の右側の項がゼロになる)、

    Go言語と並列処理(3)
  • Go言語と並列処理(2)

    今回は、Go言語の並行・並列処理のかなめともいえるgoroutine(ゴルーチン)周りを掘り下げていきます。 goroutineは、前回の記事で軽く触れたように、軽量スレッドと呼ばれるものです。 そこで、まずはこの軽量スレッドと通常のOSのスレッドがどう違うのかを説明します。 そのうえで、goroutineの低レベルな機能を扱うためのruntimeパッケージ、 goroutineのデータ競合を発見するRace Detecter、 さらに高度な非同期処理を書くときに必要になるsyncパッケージおよびsync/atomicパッケージの使い方を紹介します。 スレッドとgoroutineの違い スレッドとは、プログラムを実行するための「もの」であり、OSによって手配されます。 プログラムから見たスレッドは、「メモリにロードされたプログラムの現在の実行状態を持つ仮想CPU」です。この仮想CPUのそれ

    Go言語と並列処理(2)
  • Go言語と並列処理

    Go言語の特徴として挙げられる機能の1つに、「並列処理を書くのが簡単」というものがあります。 そこで今回は、Goにおける並列処理の機能を紹介してから、そもそも現代のコンピューターでどのようにして並列処理が実現されているのかをとりあげます。 複数の仕事を同時に行うとは? 複数の仕事を行うことを表す言葉には並行と並列の2つがありますが、これらには次のような区別があります。 並行処理(Concurrent) 並行(Concurrent): CPU数・コア数の限界を超えて複数の仕事を同時に行うこと ほんの少し前まで、コンピューターに搭載されているCPUはコア数が1つしかないものが普通でした。 そのような、今ではもう絶滅危惧種になりつつあるシングルコアのコンピューターであっても、インターネットを見ながらWordとExcelを立ち上げてレポートを書けます。 この場合に大事になるのが並行(Concurr

    Go言語と並列処理
  • Go言語で知るプロセス(2)

    前回の記事では、プログラムの実行単位であるプロセスについて、さまざまな属性やリソースをGo言語の視点から紹介しました。 今回は、Go言語のプログラムから、他のプロセスを実行したり属性を変更したりする方法を紹介します。 Go言語のプログラムから他のプロセスを扱うときは、プロセスを表す構造体を利用します。 そのための構造体には次の2種類があります。 osパッケージのos.Process: 低レベルな構造体 os/execパッケージのexec.Cmd: 少し高機能な構造体。内部でos.Processを持つ まず高機能で実用的なexec.Cmdの使い方を説明してから、os.Processの使い方を簡単に紹介します。 その後、プロセスに関する便利なGo言語のライブラリを紹介します。 exec.Cmdによるプロセスの起動 exec.Cmd構造体は次の2つの関数で作ることができます。 exec.Comm

    Go言語で知るプロセス(2)
  • Go言語で知るプロセス(1)

    オペレーティングシステムが実行ファイルを読み込んで実行するには、そのためのリソース(メモリやCPUなど)を用意しなければなりません。 そのようなリソースをまとめたプログラムの実行単位がプロセスです。 プロセスは、オペレーティングシステムが実行ファイルを読み込んで実行するときに新しく作られます。 コンピュータシステムの低レイヤをGo言語で覗いてみるこの連載では、今回から数回に分けてプロセスを見ていきます。 今回の記事で扱うのは次の内容です。 Go言語から見たプロセス プロセスの入出力 プロセスの情報にアクセスする外部ライブラリ OSから見たプロセス これまでの連載で登場したプロセス プロセスはコンピュータシステムの中心となる概念なので、その存在をまったく無視してシステムに関するプログラムを書くことはできません。 そのため、これまでの連載記事でも、プロセスに関連する情報は小出しにしてきました。

    Go言語で知るプロセス(1)
  • Goから見たシステムコール (1/2)

    今回は、システムコールそのものについて深く掘り下げていきます。 システムコールとは何者で、ないとどうなるのか? システムコールを呼び出すコード(Go言語アプリケーション側)を探索しよう システムコールから、実際にOSカーネル内で仕事をする関数が呼び出されるまでのステップは? システムコールの呼び出しをモニターするツールの紹介 とはいえ、Goでアプリケーションプログラムを書くほとんどの人は、直接システムコールを呼び出すコードを書くわけではないでしょう。 また、OSを改造してシステムコールを自分で作成することもまれでしょう。 そのため、今回の記事にはサンプルコードを使ったハンズオンはあまりなく、手を動かしてコード化するネタはありません。 この連載のテーマは「プログラマの視点から、具体的で役に立ちそうな低レイヤーの情報を提供する」ことですが、今回に限っては座学的な内容です。 謝辞 今回の執筆にあ

    Goから見たシステムコール (1/2)
  • UDPソケットをGoで叩く

    前回と前々回の記事では、Go言語によるTCPソケットの通信例を紹介してきました。 今回は、ネットワークの解説でTCPと一緒に紹介されることが多いUDPのソケットをGo言語で触ってみます。 今回の記事の概要部分は佐藤貴彦氏、若山史郎氏、小泉守義氏にアドバイスをいろいろもらいました。 ありがとうございます。 UDPが使われる場面は昔と今で変わってきている UDPはTCPと同じトランスポート層プロトコルですが、TCPと違ってコネクションレスであり、誰とつながっているかは管理しません。 プロトコルとしてデータロスの検知をすることも、通信速度の制限をすることもなく、一方的にデータを送りつけるのに使われます。 その際にはパケットの到着順序も管理しません。 TCPとくらべて機能が少なくシンプルですが、そのかわりに複数のコンピュータに同時にメッセージを送ることが可能なマルチキャストとブロードキャストをサポ

    UDPソケットをGoで叩く
  • GoでたたくTCPソケット(後編)

    ソケットの使い方そのものはシンプルです。 繋いでしまったら、書き出し、読み込み、クローズしかありません。 APIリファレンスを読めれば、とりあえず使うことはできるでしょう。 ですが、ソケットまわりのパフォーマンスはユーザの体感に直結します。通信が切れる、タイムアウトなどのエラーが発生する可能性も多々あります。 最大の効率を得るには、ボトルネックを中心に最適化を行うしかありません(これは『ザ・ゴール』というビジネス書で「制約理論」として示されている問題でもあります)。 今回は、前回に引き続き、HTTPの機能を再現しながらソケットの使い方について学んでいきます。 HTTPの歴史を通して、ソケットの実行効率を向上させる方法を具体的に見ていきましょう。 圧縮 HTTPの速度アップ手法としてよく使われているのが圧縮です。 昔よりもインターネットやWifiの性能は向上しましたが、それでもCPUを使って

    GoでたたくTCPソケット(後編)
  • GoでたたくTCPソケット(前編)

    このうち、アプリケーションを作るために気にする必要があるのはトランスポート層よりも上のレイヤーだけです。 実際のインターネット通信では、ケーブルや無線を通してIPパケットの形でデータがやり取りされますが、 アプリケーションで直接IPパケットを作ったりするわけではありません。 HTTPやTCPのレベルで決められているルールに従って通信をすれば、それより下のレイヤーで必要になる詳細を気にすることなく、 ネットワークの向こう側にあるアプリケーションとやり取りができるわけです。 Go言語では、HTTP、TCP、UDPについて組み込みの機能が提供されています1。 実用的なアプリケーションでは、それらの機能を使って、自分のアプリケーションに必要なプロトコルを実装していくことになります。 HTTPとその上のプロトコルたち 今回の記事の目標は、ネットワークを扱うプログラムにとって低レベルなソケットをGo

    GoでたたくTCPソケット(前編)
  • 低レベルアクセスへの入り口(1):io.Writer

    今回は、Go言語がOS直上の低レイヤーを扱いやすくするために提供している io.Writer インタフェースの紹介をします。Go言語がシステムプログラミングを簡単に行える言語でありつつも、それなりに少ない記述量で比較的高速で、それでいて多くのことが達成できるのは、これから説明するようなインタフェースにより、低レイヤーが扱いやすい構造になっているからです。インタフェースと、インタフェースに対して提供されるさまざまなサービス関数が、Go言語の安い、早い、うまいの秘密です。 io.WriterはOSが持つファイルのシステムコールの相似形 前回の記事では "Hello World!" プログラムの関数呼び出しをデバッガーでたどり、最後にシステムコール syscall.Write() が呼び出されているようすを見ました。OSでは、このシステムコールを、ファイルディスクリプタと呼ばれるものに対して呼び

    低レベルアクセスへの入り口(1):io.Writer
  • Goで覗くシステムプログラミングの世界

    プログラミングの勉強にあたってよく言われるのは、「流行に左右されるような技術の尻を追いかけるよりも、土台となる技術を身につけることが大切」ということです。 例えば、ウェブブラウザで動くJavaScriptを書くときは、流行しているライブラリの書き方を暗記するよりも、 ブラウザがどのようにCSSHTMLを解釈してスクリーンに文字や絵を描き出していく(レンダリングしていく)のかを理解することが大切です。 さもないと、ライブラリの流行が変わるだけで勉強したスキルが失われてしまいかねません。 データベースでも同じことがいえます。SQLの文法を学ぶことよりも、データベースがどのようにスケジューリングを行い、 どのようにデータを探索していくのかを学ぶほうが、パフォーマンス・チューニングのコツなどもひらめきやすくなるでしょう 1 。 「土台となる技術を身につける」を、もう少しちゃんと言い換えれば、「今

    Goで覗くシステムプログラミングの世界
  • なぜWindows 7のカーネルはVistaより軽量化できたのか? (1/2)

    一般的には、「Windows 7はWindows Vistaのカーネルをそのまま利用している」と説明されていた。だが実際には、Windows 7に対応した新しいカーネルが開発されている。そこで今回は、Windows 7のカーネルに関して解説しよう。 実はカーネルも大きく手を入れられているWindows 7 マイクロソフトでは「Windows 7はVistaと同じカーネルが使用されている」と説明しているが、厳密に言えば同じものが使用されているわけではない。Windows 7では、まったく新しいアーキテクチャーのカーネルを開発したのではなく、Vistaカーネルをベースとして、チューンナップしたものと言える。そのため、Windows 7のカーネルが公開しているAPIなどは、Vistaカーネルとまったく同じAPIとなっている。 Windows 7とWindows Server 2008 R2のカー

    なぜWindows 7のカーネルはVistaより軽量化できたのか? (1/2)
  • ASCII.jp:大人が聞くべき「初音ミク」最強20曲

    天使でも美少女でもない、ただひたすら「音源」なのだ ニコニコ動画の音楽ジャンルを独占しつづける「初音ミク」。人気曲を収録したCDも次々リリースされ、オリコンチャートにランクインしても驚かなくなってきた。だが、オリコンチャートでもそうだが、ランキング上位のヒット曲だけを聴いていると「ポップなキャラクターソングしか存在しないのでは」という先入観を抱いてしまいがちだ。 そのとき「いい年した大人が聴くものじゃないでしょ?」とすまし顔で済ませてしまうのは簡単だが、それはそのつど流行のものを聞き流しているという残念な事実を証明しただけだ。実際にニコニコ動画の中を探してみれば、初音ミクを「美少女」や「歌姫」ではなく、1つの「音源」としてとらえ、面白い音楽を作っている作家が山ほどいる。 そこで今回はASCII.jp編集部が独断と偏見により、「いい大人」が聞くべきと思われる初音ミクサウンド20曲を選んできた

    ASCII.jp:大人が聞くべき「初音ミク」最強20曲
    hajimehoshi
    hajimehoshi 2009/06/20
    ブコメの一部が大人気ない
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