駐韓日本大使館に火炎瓶を投げて服役中の中国人の劉強受刑者(38)の身柄引き渡しを中国政府が16日、公開的に要求した。劉受刑者は靖国神社にも火炎瓶を投げた疑いで、日本警視庁が犯罪人として身柄引き渡しを韓国政府に要請している状態だ。 中国外務省の洪磊副報道局長は16日の定例記者会見で、、「中国政府はこの問題を高度に重要視している」とし「韓国が公正かつ適切に解決することで、当事者の正当かつ合法的な権利を保障することを望む」と述べた。 中国はその間、外交経路を通じて数回にわたり「日本に渡さず人道主義の観点で中国に送ってほしい」と強く要請してきた。中国政府はこの問題を外交チャンネルを通じて非公開で扱ってきたが、この日初めて公開的に立場を明らかにしたのだ。韓国政府当局者はこれを中国の“圧力ジェスチャー”と解釈している。 これに先立ち、日本政府は外交経路を通じて、韓国側に劉受刑者の刑期が終わりしだい身柄