日本民間放送連盟は27日、地上デジタル放送の普及に伴い、テレビを多くの人が集まるリビングなどで視聴する傾向が高まったとする調査結果を発表した。 それによると「地デジを導入してから、リビングでテレビを見る機会が増加した」と回答した割合は18.1%で、「減った」は2.4%にとどまった。また、家族や友人と視聴する機会が増えたとする回答も12.6%で、減ったの2.2%を大きく上回った。増えたとする視聴者の5割以上が、家族や友人とテレビ番組やCMについて話題にする機会が増えたという。テレビを個室や携帯電話などで視聴するスタイルが普及する一方、高画質な地上デジタル放送を家族で楽しむ傾向が強まっていることがうかがわれる。 調査は7月10日から13日まで、首都圏在住の10〜69歳の視聴者2400人にインターネットを使って実施した。