このロボットの名前は「ケンシロウ」。東大JSK研究室では、過去にも様々な人体そっくりのロボットを開発してきた。身長158cm、体重50kgのケンシロウは、12歳の日本男子をモデルとしている"筋骨格"ヒューマノイドロボットである。 ロボットは本物の人間の筋肉による自然な動きを再現すべく、アルミニウム製の骨格に160もの人工筋肉を取り付けた。首に22、肩に6、胴体に76、脚部には25の人工筋肉が搭載されている。この人工筋肉が、骨をスムーズに連動させ、人間そっくりの動きを再現する。アルミの骨格や靭帯や腱なども人体構造を忠実に模写しており、太ももやふくらはぎの大きさや重さも12歳男子のものとほぼ同じであり、これまで開発されてきたどの人体型ロボットよりも果てしなく人間に近いものとなっている。
世の中には「インフルエンザ薬を作るための感染実験」や「放射性物質を扱う実験」といった、リスクが高くても人間の手を必要とする「作業精度」を求められる仕事がある。このような作業を自動化するため、産業技術総合研究所と安川電機が共同で「まほろ」というロボットを開発している(DigInfo TV、産総研)。 まほろは手作業と同様の仕事を行えるように開発されたロボットで、実験に使用する「試験管」や「解析機」といった人間用機材をそのままロボットで扱える汎用性の高さがウリ。これでプロジェクトごとに改良強化新型ロボットを開発する必要がなくなったらしい。また人間の肘の動きができるように、一般の工場用ロボットより関節を一つ増やした7自由度の構造も特徴とのこと。 操作は複雑なプログラミングを必要とせず、使いたい道具を3Dスキャナでスキャンしてあらかじめ「仮想実験施設」を準備しておき、そこでマウスで指示を出すだけで
「バーチャロン」人間サイズのテムジンが「ロボットと美術展」に出展 電脳戦機バーチャロン フォース 配信元 セガ 配信日 2010/07/05 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> 『電脳戦機バーチャロン』“ロボットと美術”展に出展決定! 〜等身大テムジン、堂々参戦!〜 2010年7月10日(土)より全国3会場にて順次開催予定の展覧会「ロボットと美術 ― 機械×身体のビジュアルイメージ ―」に、セガを代表するタイトルである『電脳戦機バーチャロン』シリーズの出展が決定いたしました。 1995年にアーケードで稼動を開始し、そのスピーディな操作感や絶妙なゲームバランスなどが多くのユーザーに支持され、大ヒットを記録した『電脳戦機バーチャロン』シリーズ。 2009年には2作目となる『オラトリオ・タングラム』がXbox360に移植され異例の大ヒットを記録し、2010年にはユーザー待望と
前の記事 共鳴する広告:『Twitter』の戦略は成功するか 魅惑の「多脚型ロボ」:ギャラリー(動画) 2010年4月15日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Miran Pavic 脚がたくさんある生き物は、ロボット製作者たちの想像力に火をつけるようだ。彼らの安定性や敏捷さ、そしてその気味悪さは無比のものだ。NASAから英国の軍事企業からフランスのアーティストまで、たくさんのチームがこうしたロボットを作成している。 街を歩き回る15メートルの巨大なクモ型ロボットから、スパイ目的、壁登りまで、さまざまな目的で開発された「多脚昆虫型」ロボットを紹介していこう。 超大型のプリンセス 『La Princesse』[プリンセス]と名付けられた、この約15メートルのクモ型ロボットは、2008年にイギリスのリバプールの街を歩き回った。アート
前の記事 「猥褻な日本マンガ」+「創作物をEメールで送付」で20年の収監 コーヒーをいれてくれる少女ロボ『雛』、その進化(動画) 2009年6月20日 Ken Denmead コーヒーをいれてくれる、新しいマンガ・ロボットのマスターを、私も歓迎する。これは、全ての「Geek Dad」が父の日に欲しいものといえるだろう。 この動画は、当ブログ『Geek Dad』の読者で、日本在住でサイト『Hobby Blog』を運営するFrancesco Fondi氏が教えてくれた。同サイトの記事はこちら。 [ロボットの名前は『雛 ver,RF09』で、作者は「mujaki」。近藤科学の『KHR-2HV』をベースに樹脂成形で制作。KHR-2HVは歩行のほか、側転や前転、両足ジャンプなどの動きができる。 動画制作にあたっての苦労についてはブログで説明されている。以下は、「雛の進化」を記録した動画。最新動画は6
ロボット工学を「究極の人間学」として問い直し、最前線の研究者6人にインタビューした書籍「人とロボットの秘密」(堀田純司著、講談社)を、連載形式で全文掲載します。 人間の振る舞いを、機械でシミュレートする。人型の機械、ヒューマノイドの実現は、現代科学のロマンのひとつであり、前世紀より数多くの優れた才能が、このロマンに挑戦してきた。しかしその営みは、ほどなく壁にぶつかることになる。 考えてみれば、人間をシミュレートするためには「そもそも人間がどのように動いているか」を理解している必要があった。その知識がないままに人間を再現しようとしても、できるはずがなかったのである。 本書は日本が世界に先駆けてユニークな成果をあげている分野、ロボット工学を取り上げるルポルタージュだが、「科学の最先端をレポートする」といったテーマではない。そうではなく、最先端のロボット工学がつきつける「人間観」を主題にしている
“キスしてくれる女性型ロボット”としてネットで話題の「エマ(E.M.A.)」。「東京おもちゃショー2008」でのお披露目を前に、販売元のセガトイズを訪ねて注目のキスシーンを激写してきた。実は、エマのキスアクションには4つの種類があり、ユーザーの要求とバッテリーが続く限り、キスし続けてくれるようだ。 ――キスアクションが話題になっていますが、これは(開発元の)米WowWeeの発案ですか? そうですね。セガトイズは過去10年に渡ってペット型や人形タイプのロボットを手がけており、ロボット玩具を多く開発しているWowWeeさんとも頻繁に連絡をとっています。エマ(米国名はFemisapien)の場合は“女性型”という点が一番の特徴ですから、いろいろな面で女性っぽくしたいということは随時フィードバックしていました。ただ、キスアクションまでつっこんで考えたのはWowWee側で、正直にいうと最初は「そこま
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