――据え置き型のゲーム機は、任天堂、ソニー・インタラクティブエンタテインメントなど日本のメーカーが牽引しているのに、日本でeスポーツへの動きが鈍いのはなぜなんでしょう? 浜村氏: プレーヤーが競い合うeスポーツは、インターネットをベースにしたPCゲームの文化で熟成されてきたものなんです。テロリストと治安部隊の戦いをテーマにした『Counter Strike』や、ファンタジー世界でチームバトルができる『League of Legends』など、eスポーツで人気のタイトルは家庭用ゲーム機では遊べません。 一方、日本ではPCでゲームをするユーザーは少数派。最近PCゲームのユーザーもだいぶ増えてきたとはいえ、日本では家庭用ゲーム機があまりにも強かったんですね。 人と競うものよりも、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)を中心としたストーリーを追うタイプのゲームが人気だったことも、日本がeスポーツに乗
![家庭用ゲーム機を主導してきた日本がeスポーツ後進国となってしまった理由とは? - 日経トレンディネット](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0008629073d0b1cd703caa8e6355bcbfea7788c0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftrendy.nikkeibp.co.jp%2Fatcl%2Fpickup%2F15%2F1003590%2F122101516%2Ftop_m.jpg)