年末年始は旅行中電車やバスに揺られながら田中ロミオ「人類は衰退しました 2」を読んだ。バス読書はひさびさだったのでちょっと車酔いしかけたりしたのだが、本の内容はたいへんよかった。 前作の感想 http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20071002#p2 前作読んだときは竹本泉「ねこめ〜わく」を連想していて、これがこのまま続くようなら「ねこめ〜わく」で十分だわーと思うだろうと予測していたが、今作はそれを越えてきたので、読んでよかった。考えてみると竹本泉氏は、ある種「踏みとどまる」漫画家だが、一般的にそのての踏みとどまりが作風になるような作家て少ないんだから、そこは田中ロミオ氏のポテンシャルを見誤ったということだろう。二作目として、これは良い踏み込みだったと思えた。 前作同様、というか今回はより一層、SF として読めるかなと思ったが、ほとんどそれをやらなかった。参照
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