人生はとにかく複雑だ。 社会もズンズン複雑になっている。 いつから子どもは大人になるのだろう。 こういうことを考える時点で既に複雑に考え過ぎているのだけれど、いつからか何を考えるにもバイアスがかかることが多くなってしまったように思います。 子どもはある意味、痛快なほど単純で柔軟です。そして、脳も若く発達段階で、恐るべきポテンシャルを秘めています。 それに引き換え大人は、単純というには程遠く脳の動きも複雑怪奇。 ただ、不思議なもので、年をとると今度はまた単純へ戻ってきます。ボケというのも、視点を変えれば脳がシンプルになってきていると言えるかも知れません。 こうやって人生を考えてみると、年齢と単純さの関係は反比例しているように見えてくるのが面白くもあります。 上手いこと正比例した人生を送れたら、どんなに素敵だろう。何がそれを阻止しているのか、答えはなかなか出て来そうにありません。 「好き」とい