"The little book of Lykke" を読んだ。デンマークのヒュッゲについての本の第二弾であるこの作品は、外国人向けにデンマークに暮らす著者が英語で、デンマーク人の幸福感について書いたもの。個人的に、デンマーク人の幸福感の高さがどのように解明されているのかに興味があったので読んでみた。Hyggeの本に続き、いずれ日本語にも翻訳されるかもしれない。 デンマークは幸せの国として常に様々な調査で上位にランクインする国だが、それは福祉制度や大きな政府、民度の高さや男女平等などから説明されることが多い。デンマークで「幸福研究所」を主宰しているこの本の著者は、そういった外的要因からではなく、人々の主観に焦点を当て、なぜデンマーク人が幸福を感じやすいかを、6つの要素から説明している。 幸福感というのは主観的なものだと主張する著者は、 1.人々のつながり 2.お金 3.健康 4.自由 5.