自営業者である私は、結婚するまで会社員として働いていた妻から聞く話に驚くことも多い。その中でも一番衝撃を覚えたのは、「仕事中にどうしても眠くなると、トイレの個室で寝る人もいる」という話。えっ!トイレで寝る? あまりに驚いたのでDPZライター陣や私の知人に、「就業中に眠くなったらどうしますか?仕事中の眠気に関してエピソードありますか?」という質問を投げかけてみた。大っぴらに話すのは憚れるこの問題。興味深い話が数多く集まったので、今回はそれらを紹介していきたい。
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜ネクタイの結び方に麩菓子が割り込んでくる ファーストテイクのマイクがいい ポップガードはこういうやつ。 みんなスレスレまで顔を近づけて歌っている そして今、ポップガードのことを考えて思い浮かぶのが、ファーストテイクというYouTubeのチャンネル、あれで使っているマイクである。 ファーストテイクでは様々な歌手が、名前の通り一発撮りのパフォーマンスをする。緊迫した空気が一瞬で塗り変わるような声や表情があってすごくグッとくるのだ。 そしてその空間の中心にいるマイク、これが印象的だと思った。 ファーストテイクっぽく出てきてポップガードをむしゃむしゃ食べる映像が見たい。 できた! 以上が動機である。
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜滑車でややこしいことになってるジム 屋上でタバコ吸う人が窓から見えた 前に住んでいた家は、作業机から向かいのビルの屋上が見えた。たまに、タバコを吸いに休憩にくる人がいて、横目にその人が見えるとなんとなく気持ちが落ち着いた。 その人個人に興味があるわけでは無い。すごく遠いので辛うじてスーツを着てタバコを吸っているらしいことが分かる程度なのだけど、自分とは全然関係の無いところでリラックスしている人がいるというのはなんか安心するものなのだ。 そう言えばファミレスの遠くの席でパフェ食べてる人とか、広い公園でキャンプのイス出して本読んでる人とかがいるとなんか良いなと思う。自分は自分のことを丁寧にやろう
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:ツルが集い、タツノオトシゴが泳ぎ、佐多岬が遠い旅 ~地元の人頼りの旅in鹿児島県~ > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 冬のシュノーケリング 島国である日本は海に囲まれている。その海には魚が生息している。季節問わず、海と魚は存在し、水中メガネをつけて海に潜れば、いつだって美しき世界を見ることができる。 シュノーケリングしたいよね! 問題は、現在は冬であり、寒いということだ。寒い季節に海に入るのは何かの修行的なこと以外では避けたい。なぜならとにかく寒いから。震え上がるから。冬の海は地獄なのだ。 夏以外の季節の海は地獄! ただシュノーケリングはしたい。でも寒い。我々は常にこの問題を抱えて生きている。人生において
マクドナルドの出前をとったら伝票がついてきた。注文したメニューの略称が載っている。 その略し方が不思議なので調べてみた。 すっかり在宅ワークにも慣れた、2021年6月某日。 昼ご飯にマクドナルドを出前で注文した。 数十分後。 こんな袋に入って届いたのだが、何やら伝票らしき紙が貼ってある。 何の暗号だ? この日から約半年間、私は伝票の謎を追ってマクドナルドを注文しまくることになる。 略し方がバラバラ その日、私が注文したメニューはこれだった。 どうやら、伝票にはメニュー名の略称が載っているようだ。照らし合わせてみよう。 Filet-O-Fish。 Chicken Mac Nuggetと、Mustard sauce。 AburiShoyu……あれ? 急にカタカナになった。 「炙り」は日本語だからまあいいとして、「Double」までつられてカタカナになっている。日本文化の影響を受け過ぎた外国人の
「絵に描いた餅」とは何の役にも立たないという意味の言葉だが、絵に描いたものしか食べない日々を続けたら、レコーディングダイエット的な効果があるのでは無いか。 正月太りを回避するために、年末年始に1週間やってみた。 初日の朝ごはんに3時間かかる 昼の12時に目を覚ました私は、めちゃくちゃ喉が乾いていた。 とりあえず水が飲みたい。 まずは一杯の水 慣れていないせいもあり、下書きだけでなんと15分くらいかかってしまった。 色もつけます。早く水が飲みたい もっとシンプルなコップにすればよかったと描いてから思った なんの変哲もない水の絵だが、全部描き終わるのに30分かかってしまった。 水を飲むために30分……! やったことないけど、井戸から汲んでくるぐらいの時間がかかっているのではないか。 この先大丈夫なのか……!? 水のありがたみがいつもの10倍 とりあえず水を飲んで乾きを満たしたので、次はご飯をた
3月に人気だった記事を書いたライターへのインタビュー。 今回は「算数が苦手なやつが考えた7の段が難しい理由を詳しい人に聞いてもらう」が好評だった西村まさゆきさんに話を聞きました。 インタビュアーは同じく九九が苦手な編集部の古賀です。 恨みつらみをぶつけました 古賀: なぜ七の段はむつかしいのか、その答えが明らかになったのがすごかったですね! これ、大人がわからなさを精密に訴えるのが記事としてのおもしろさを支えていましたよね。西村さんのパワポ芸がさく裂するという。 入魂のパワポで七の段のむつかしさを数学に詳しい識者にぶつけた 西村: ほんと、マジわかんないから、その恨みつらみをぶつけました。 わからないことを、なぜわからないのか考えるのは、それはそれでおもしろいなっておもったんですよ。 古賀: 「なぜわからないのか」ってすごくおもしろいですね。あれは鉱脈だなと思いました。 わからないことを「
自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:とぼけ顔に見える車のアイコンがかわいくて賞したい > 個人サイト note コンビニでたまに、メインの出入口のほかにもう一つ「サブ的な出入口」があるところってあるかと思います。 最近自覚したのですが、僕はそこが結構好きみたいです。 具体的に説明すると、例えばこういうコンビニがあります。 たぶん、ここがメインの出入口でしょう。 そしてこの右斜め奥に進むと―― ありました、こっちにも出入口が。 しかしどうでしょう、メインとは微妙に雰囲気が違うというか、同じ出入口のはずなのに、明らかにこっちの方が地味で飾り気がありません。 正式名称はわかりませんが、こっちの方を勝手に「サブ出入口」と命名し、いくつか撮り集めてみました。 ただ、
道路の方角は、隣り合う街どうしで微妙に違っていたりする。それが分かりやすいように道を方角によって塗り分けてみたところ、街の地形や歴史が見えて面白かった。 北海道、東京、京都、ニューヨークなどでやってみた。 今回、こんな地図を作った。 なんのこっちゃと思うが、拡大するとこうなっている。 道路を、その方角によって塗り分けたものだ。 右側の黄色いエリアは江東区。中央のカラフルなのは銀座とか日本橋だ。街ごとに道の方角が少しづつ違うということが色によってとても分かりやすくなっている。銀座から日本橋まで歩くと少しづつ道がカクッと曲がってるなーという感覚があるが、そういうこともまざまざと示されている。 こんなことできるかなと思ってやってみたらできて、結果も面白かったのでいろんな場所でやってみようというのが今回の趣旨です。 (本記事の地図は OpenStreetMap のデータをもとに加工したものです。末
記事のコンテスト、デイリーポータルZ新人賞2020の優秀作品を掲載しています。 受賞作品一覧はこちらから↓↓↓ 前の記事:街路樹界の異端児、ソメイヨシノの"のたうち回り具合"を愛でる > 個人サイト デイリーポータルZ新人賞2020 結果発表 駐車テクに驚かされる 観光バス・タクシーが忙しく行き交う道路や入り組んだ路地を日々運転している京都人は、総じて運転が上手だ。 さらに、駐車に関してはめちゃくちゃレベルが高い。 縦列駐車マスターだらけだ 大学に入って京都市内で生活するようになったとき、一番驚いたのは京町家の壁面ギリギリに駐車された車が多いこと。 切り返すのが難しいような細い路地でも、壁をかすめるようにピッタリと車が停められている。 免許を取ったばかりだった僕は、街を歩くたびに感心しきりだった。 そんな京都人の駐車テクを意識して観察するようになったきっかけは、ある畳屋さんの店先に停められ
「未来の自分へ。お元気ですか?将来の僕はなにをしていますか?」 と、将来の自分へ手紙を書いたことがある人もいるかもしれない。タイムカプセルの定番だ。 普通は10年後や20年後の遠い未来へ送るものだが、明日の自分に向けて手紙を送ってみたらどうなるだろうか。やってみよう。 大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー) 前の記事:似てる兄弟をAI(機械学習)で分類する > 個人サイト ジャーニーとモアイとめがね では早速、明日の自分へ手紙を書いていこう と、思ったが書き出しでいきなりつまづいた とりあえず『お元気ですか?明日の自分はなにをしていますか?』というよくありがちな内容で書き始めてみたが、ここから
この前デパートに行ったときにランドセルが置いてあるのを見て、「カッコイイ…!」となぜか足を止めてしまった。そのときにふと思ったのだが、なぜ大人はランドセルを使わないのだろう。頑丈だし、それなりに荷物も入るし、見た目も革張りでカッコイイ。 「ランドセルは小学生が使うもの」という固定概念があるから誰も使わないだけで、実際は使ったら便利で使いやすいかもしれない。 ということで大人がランドセルを使ったらどんなことを感じるのか、一週間ランドセルで生活してみることにした。 大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー) 前の記事:色んな豆乳で豆腐を作ってみたら抹茶とアーモンドが美味すぎた > 個人サイト ジャーニ
高校時代の友人と2年に1度、なんとなく集まる機会がある。毎回昔話に花が咲くのだが、その帰り道にふと思う。「これ前回もまったく同じような話をしたのではないか」と。 同窓会なのであたりまえなのだが、2年ごとに同じイベントをループしている気がしてちょっと怖くなる時があるのだ。 ということで今回はあえて「昔話」を禁止してみる同窓会をやってみた。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:なぜ明太子が博多名物なのか、ふくやの社長に聞いてみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 家庭で美味しく食べるラーメンなら、それこそ10分もあればできるよねということで、『10分ラーメン選手権』というイベントを考えた。イベントと行っても、参加者は身近な友人である。 とりあえずやってみようと第1回大会を昨年やってみたところ、これがおもしろかった。ただ、ふんわりとしたルールだと10分をオーバーしたり、材料がちょっと購入しにくかったりする場合があったので、そのあたりのレギュレーションを整理して、第2回を開くことにしたのだ。 事前に連絡しておいた今回のレギュレーションは、以下の通りである。 ■食材について 当日に会場(友人宅)近くのス
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