代謝内科外来の時に、主治医から「ちょっと中性脂肪が高めですね」と言われてしまいました。血液検査の数値的には、その前の血液検査の数値よりは低くなってはいるのですが、基準値(50~150)よりは高くなっています。 そのことについて、主治医からは「肝臓が心配」と言われたのですけれど、なぜ肝臓なのか、そもそも中性脂肪とは何なのか調べてみました。 中性脂肪とは 中性脂肪とは、いわゆる脂肪、お腹などにつく皮下脂肪がイメージしやすいと思います。 食べた脂質や糖質が血液中に入って肝臓で中性脂肪が合成され、人間が活動するためのエネルギーになります。 人間にとっては大事なものではありますが、余分にありすぎるとやっかい。エネルギーとして使われなかった余分な中性脂肪は皮下脂肪になって蓄えられて肥満や高血圧、糖尿病などの原因になり、さらに進むと、動脈硬化、脳梗塞になる危険があります。 体内の糖が不足するとエネルギー
![中性脂肪とコレステロール・脂肪にも大事な役割がある](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bfc081caa4583fd3b8a3dc449582e39fc44b24c0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fk%2Fkukiha-na%2F20180920%2F20180920005124.png)