北海道美瑛町の社会教育施設「国立大雪青少年交流の家」周辺で22日、ウオークラリー中に行方不明になった旭川市立西御料地小5年高橋優介君(10)が23日午前6時35分ごろ、コースから南東に約1.5キロ離れた林道脇に座っているのを捜索中の警察官が発見、約15時間半ぶりに保護された。若干衰弱しているが、歩行や会話もでき命に別条はないという。 道警によると、高橋君は「どうやって来たかは覚えていない。夜はうずくまりながら寝ていた」などと話しているという。 高橋君は22日に同校の1泊研修で交流の家を訪れ、同日午後1時10分ごろから、6人グループで1周約4キロの遊歩道でウオークラリーをしていた。同3時すぎに道に迷い、ほかの児童は約30分後に施設に到着したが、高橋君だけ戻らず、道警旭川署員らが徹夜で捜索していた。